カテゴリ:妊娠日記
元来のんびり屋、いやそうではなく昔からぎりぎりまで物事を放っておいて切羽詰まって慌ててやりだす性分の私は、最近いろいろな人から
「まだ赤ちゃんの為に何も揃えてないの!?」 と言われる度に、焦りを感じている。 同じくのんびり屋のダーリンも、彼のマンマや妹から 「やれ、これもそろえないと。後、あれも必要だ。」 と言われる度に段々焦りを感じて来たらしい。 加えて私の母親学級の友達もまるで嫌がらせのように 「もう全部そろえた~?」 と毎週聞いて来るので、耳が痛い。 考えて見たら出産まで後7週間しかなく、せめて病院に入院する為のバック位別に用意をして置かないと、私の事なので陣痛が来てから慌てるような予感がある。 赤ちゃんの部屋はまだ用意をしなくてもいい。 何故ならばイタリアでは赤ちゃんの為に全部用意をすると、不運を招くと言われているので、出産してからパパ(ダーリン)がゆっくり部屋を整えてくれればいいのだ。 イタリアには赤ちゃん用の備品について『レンタルショップ』と言うものはない。 従って赤ちゃんが産まれる家庭は新品の物をそろえるか、次男、次女の場合は長男、長女の物を使い、後は人から貰い受けるか、貸してもらうかが一般的である。 私は当初、新品で全部そろえたいなあと思っていたのだが周りの話を聞いて到底不可能だと言うことがすぐにわかった。 何しろ赤ちゃん用品と言うのは洋服からベッド、乳母車までイタリアではかなり相場が高い。 だから誰かに譲ってもらう、貸してもらう当てがある家庭はかなりラッキーなのだそうだ。 我が家はダーリンの妹が姪っ子ソフィアを出産した時に使っていた車に乗せる椅子や、テーブルにセットする椅子、持ち運びが出来る椅子などをすでに譲り受けており、他にも私の友人からお布団など、近日中に洋服、そしてダーリンの友人からベッドを始め、乳母車などを貸してもらう事になっている。 これらを総合で購入した場合、一体いくら位かかるのか?と想像すると現在働いていない私は怖くなる。 ママ友のパトリツイアは赤ちゃん用のベッドを節約して、出産後しばらくは乳母車の中で寝かせるのだと言っていた。 それでも乳児用から、少し大きくなった頃に乗せる乳母車、車に設置する椅子の3点セットで700ユーロかかったそうだ。 私達は乳児用の乳母車は貸してもらえる事になっているが、少し大きくなってからの乳母車はないので、後日購入することになっている。 車に入る大きさで、尚且つ機能の良いものを探そうとすると結構種類があるものだ。 今日の午後はダーリンと赤ちゃん用品を見に行った所、偶然にも私達にプレゼントをしようと買い物に来ていたマンマと義妹に出会った。 「びっくりさせようと思ったのに・・・」 と彼らはバツが悪そうである。 しかし、すでに出産経験のある彼らのアドバイスはかなり役に立ち、 「大きい物は親戚のおじちゃん、おばちゃん達にプレゼントしてもらえばいいから。」 と言うちゃっかりした言葉も聞き、嬉しくなった。 そう言えばダーリンには大勢の親戚がいたのだった。 今までの出産経験のある従兄弟等を見ていると、結構プレゼントの数も多そうである。 さてさて後1ヶ月半で全て用意が終わるだろうか。 それまでお腹の赤ちゃんにはじっと待っていてもらおう。 (例えばイタリアのメーカーCHICCOの乳母車3点セット) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/12 07:39:05 PM
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