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Samantha's Room

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2005.02.07
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今日は通院の日。
まだまだ喘息のほうは続いており・・・
花粉の季節が到来し、悪化する可能性があるので、薬をもらいに行ってきました。

総合病院だから、ゆっきーを連れ込むのはどうも抵抗があり・・・
ママさんにお願いして、見ていてもらうことに。

すると、ママさんからFEDEXの小包を受け取りました。

差出人は・・・ホストマザーからでした♪(^-^)

私は中学2年のときから高校卒業までアメリカに留学していました。
その時にお世話になったファミリー、いわば第二の両親です。

連絡は今のところ、メールやカードのやり取りになってしまったけど、
10年以上付き合いは続いています。

私の一番いい時を知っているPaulとConnieは、私のよき相談相手であり理解者。
ついこの間も、自分の夢について話していたところでした。

その話を聞いて、ちょうどいい贈り物があったから・・・と、一冊の絵本を贈ってくれたのです。

・・・それは見覚えのある黒人の双子の物語。
そう、高校の同級生が主人公になった絵本だったのでした。

彼らはスポーツ万能・成績も優秀で、いつも表彰されていた双子の兄弟。
スポーツも、フットボールをメインに、野球・バスケットボール・陸上と全シーズンスポーツしまくり。
でも、ちゃんと勉強もしていて、我が校のヒーローでした。

そんな二人は、フットボールの奨学金で、州立大学へ入学し・・・その後については全く知りませんでした。

「そういえば、あの有名な兄弟はどうしたかなぁ?」と時々思い出してはいたのだけど、、、

やっぱりNFLのプロフットボール選手になって活躍していたのです!!(^O^)
大学でも活躍し、ドラフトで選ばれ、二人は別々のチームに所属しているけれど、がんばっているようです。

すごいなぁ~~

全身鳥肌が立ちました。
知り合いが、そんなにすごい選手になっていたなんて・・・
総合病院の待合室で、絵本を開いて、ニヤニヤしながら涙がこぼれそうでした。

「変だなぁ、私。だいぶ変なヤツ。」
でも、久しぶりに奮い立つような興奮を覚えました。

別に親しい友達ではなかったけれど、同じ授業にも出ていたし、
授業中一緒のグループになり、プロジェクトに取り組んだこともあるし、、、

なんといっても、とんちんかんな私に、
「大丈夫?わかる?」と優しくしてくれたことを覚えていて・・・
いつも誰にでも優しく接することの出来る男の子達だったのです。

はぁ~ずーっとがんばって、自分の夢を掴んだんだなぁ。。。
すごいなぁ、ほんとすごい。

プロになれるなんて、本当に一掴みの人間。
その激戦の中、勝ち抜いて掴み取った努力と勇気は本当に並大抵のものじゃないはず。
そんな人を知っているということだけで、単純な私は・・・

支えになるような気がしました。

絵本のストーリーは、小さい頃遊んでいる時に致命傷の怪我を負った弟を、
兄がきっと治る、またプレーできる・・・と信じ、懸命に看病し、見事復活したという兄弟愛のストーリー。
「必ず二人で大歓声の中でプレーしよう」と誓い合った二人。

実現できるんだもんね。本当に。すごいよ。

待合室でウルウルしてる私はなんなんだ???
私に今からでも出来ることって、、、いったい???

そんな疑問がよぎったけど、チャレンジする勇気がわいてきたのでした。
何かみつけよう、30歳の区切りに。
一つくらい何かみつけたって、バチはあたらないでしょ?

こういう気持ちにさせてくれた、この絵本。
そしてこの絵本を贈ってくれた、PaulとConnie。
私の気持ちを察して、励ましてくれたのでした。

ありがたいです。本当に。
こういう存在が・・・嬉しいです。(^-^)

希望というか光というか・・・
日々の淡々とした生活におぼれていく自分に何かを与えてもらったような気がします。

今の生活に不満があるわけじゃないけど、
幸せなんだけど。。。

自分を見つめなおすきっかけ。
感謝の気持ちでいっぱいの、Samanthaなのでした。(^-^)







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Last updated  2005.02.08 23:19:00
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