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ミステリの部屋

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ワインにまつわるミステリ

◆◆◆ ワインにまつわるミステリ ◆◆◆
最後の一壜: スタンリ・エ リン
そのワインは、1929年にサントアンの葡萄園でわずか40ダースだけが醸造されたという。今日ではそのすべてが失われ、多く の専門家が史上最高の名品であろうとしながら、誰ひとりとして現物を味わったこともなければ、ボトルを見たことすらなかった。 この世の最後の一壜をめぐる、皮肉で残酷きわまりない復讐劇とは(表題作)
Rのつく月には気をつけよう :石持浅海
天才的な頭脳を持つ長江が相手のささいな行動や言葉の端々から導き出す、時に心温まる、時にビターな結末とは? 酒と肴と、酒にまつわるミステリー。
黒猫: エドガー・アラン・ ポー
屈辱を受けた男が、相手を地下墓地に誘い込み、復讐を謀る。「アモンティラード」とはスペイン産のシェリー酒のタイプのひとつ 。(アモンティラードの樽)
グルメ探偵、特別料理を盗む : ピーター・キング
ぼくはグルメ探偵。料理関係が専門で、ライバル店で大人気の特別料理のレシピを探り出すという依頼を受けたところだ。さっそく 店で至福の味を堪能し、独自の技を駆使して食材、調理方法を突きとめた。有名料理や美味しいワインなどの知識が満載のミステリ
証拠: ディック・フランシス
利き酒の能力と知識を買われ、警察の捜査に協力するうち、ビーチは巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく。酒の世界を舞台に、謙虚 な勇気と該博な知識を武器に闘う男の孤独な姿を描く傑作サスペンス
あなたに似た人: ロアルド・ ダール
ある家の晩餐の席で一つの賭けがなされた。美食家を自認する客の一人が、食卓に出た珍しい葡萄酒の銘柄を判定できると言いだし たのだ。賭け金はなんと邸宅と当主の令嬢─絶大な自信を持つ当主はその賭けに同意したが… (味)

毒杯の囀り: ポール・ドハ ティ
中世謎解きシリーズ。難事件に挑むは、クランストン検死官とその書記、アセルスタン修道士。クランストン検死官は太鼓腹の巨体 で、すぐに居酒屋へ入りたがる酒のみ。仕事中もワインがあればご機嫌。


タルト・タタンの夢:近藤史恵
下町の片隅にある小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのシェフは、十年以上もフランスの田舎のオーベルジュやレストランを転々として修行してきたという変わり者。無精髭をはやし、長い髪を後ろで束ねた無口なシェフが、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。



以下は残念ながら、楽天ブックスでは品切れの作品

ワイングラスは殺意に満ちて : 黒崎緑
食都・大阪。ミナミのフランス料理店は大騒ぎ。酒庫からグルメ評論家の変死体が発見された。そして次々に起こる殺人事件…。な ぜか死体の脇にはいつもワインが。若き女性ソムリエ富田香の推理は冴える。食前のキールから食後のカルヴァドスまで、軽快なテ ンポて重厚な構成を心ゆくまでご賞味ください。

ワインは死の香り: リチャー ド・コンドン
大量の高級ワインを盗み出せ。ギャンブルに目のない元英国海軍大佐ハンティントンは、一世一代の賭けを企てた。 この戦いに勝てば莫大な借金を返済できるばかりか、妻の愛情も取り戻せるのだ。 逆転また逆転、意外な展開がまきおこすサスペンスと興奮。小粋な冒険小説

美酒ミステリー傑作選: 小鷹 信光 編
エリン、コリア、ミルン、セイヤーズ、シスク、ブロックマン、ホールディングら13人の短篇の名手が描く、熟成した美酒をめぐ る様々な犯罪の芳香。




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