036218 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

さみしいよるに

さみしいよるに

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.10.25
XML
カテゴリ:仕事
10月2日、「法テラス」が業務を開始した。

「法テラス」とは「日本司法支援センター」のことで、

法的トラブルで悩める人のために設立されたとか。


法的トラブルで困ったときは

「0570-078374」へ電話してみて!!

078374・・・オナヤミナシちゅーことで!


決して782640・・・ナヤミムヨウと間違えないで!!!

発毛専門にいっちゃうよ!!


でもさ、でもね、

この法テラス、お悩みにアドバイスしてくれるわけじゃないのよ。

アドバイスをしてくれる相談機関を「紹介」するにとどまっている。


な~んだ、それじゃ、市役所の市民相談に問い合わせるレベルと

あんまり違わないジャン!


悩める人々は、多分意を決して電話をかける。

でも、

「このようなお悩みは、○○弁護士会へ~」とか

回答するんだろうか?


そのほか悪徳商法に関することは

各地の「消費者センター」を紹介するらしい。



悪徳商法といえば、近年これに関する相談が急増し、

高齢者に対する悪質リフォーム商法など

社会問題化し、

消費者センターは対応に四苦八苦・・・みたいな感じだった。


消費者センターは

悪質っぽい業者と被害に遭った消費者の間に入って

「斡旋交渉」してくれることがある。

行政でやっていることなので

もちろん相談料は無料だし、費用もかからず、

弁護士さんたちみたいに「成功報酬」なんていただかないらしい。


力のある消費者は、即弁護士さんをお願いするだろうけど

弁護士さんって、なんとなく「敷居が高い」ような気がしてしまい、

結局は気軽に行ける、その地方の消費者センターに相談をもちかけるようだ。



ここ3年ほど急激に増えた相談も

今年はかなり減ってきているとのこと。

そして、この10月はさらに減っているとのこと。


日本支援センターが出来たから?

今まで消費者センターは超忙しくて、サービス残業あたりまえのような

状態と聞いていたし、

まあ、適正な状態に戻ったのか?

はたまた、悪質業者がいなくなったのか?


消費生活センターで行っている斡旋交渉は

もちろん弁護士先生にお願いしたほうが、絶対にうまくいくと思う。

でも、弁護士に頼むとお金がかかる。


たとえば、クーリング・オフの手続きだって

消費者センターのアドバイスがあれば、

郵送料くらいで簡単にできる。


行政書士などが、文書を作成する場合もある。

でも、1通いくらかの料金がかかる。


もしかして、消費者センターって、

商売の邪魔をしている???


これは、邪推にしか過ぎないと思うけど、

日本支援センターに相談の電話が行く→

積極的に、弁護士、司法書士、行政書士を紹介する→

商売繁盛!!!

って図式が考えられたりする。


行政だって、「個人の問題」的なことにお金をかけるより、

「金払って、専門家に解決してもらいなさい」って

思いがちなんじゃ?


法テラスって、

弁護士、司法書士、行政書士に

「お客さん」を流す機関?

これって、国でお金を出して運営しているんだよね?


法テラスって

司法関係者を照らすってこと?


でもさ、

決して悪いことじゃない。

司法の専門家にたくさん依頼が行き、

活動が活発になり、

それにより、

お金や力のない、本当に困った人に対して

援助が出来るような?

「法律扶助制度」がさらに充実するようなことになれば

それはそれでいいことだよね!


消費者支援、犯罪被害者支援がさらに深まればいいけど

逆な方向にいっちゃわないか?

「悪の権力者」っぽい方になびかないか?


ほんの一握りのひとに、うまく利用されはしないか?


「法的トラブルに悩める人」ために出来たはずの司法支援センター

法を照らすのはとってもよいことですがね。

法律を知っていると、悩みは悩みでなくなったりするしね。

立場の弱い人が、「助かった~」って思えるような機会が増えることを祈る。


弱いものを切り捨て、力のあるもの達だけが結果得をする、なんてことに

ならないことを祈る。


法によって、力の弱いものが照らされ、支援され自立し、力をつけていけるようになればいいな。






でもさ、

司法に関することでもうひとつ。

「裁判員制度」ってどうよ?

法律を知らない人は

何を根拠に人を裁くのでしょう?







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.10.25 19:52:48
コメント(0) | コメントを書く
[仕事] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X