いちご♪いちえ

奥山貴宏・・・1971年生まれ。山形県出身。日本大学芸術学部卒業。
出版社勤務を経て、ライターに。音楽、映像、パソコンなどのジャンルを得意とする。
31歳の誕生日を迎えて間もなく体調を崩し、風邪をこじらせたと思っていた所、
肺ガンと診断され、余命2年と宣告される。2年4ヶ月を経て、2005年4月17日、
念願だった小説の発売の3日後にこの世を去る。享年33歳。著書に
「31歳ガン漂流」、「32歳ガン漂流エヴォリューション」、小説「ヴァニシング･ポイント」。




偶々TVを付けたら「ジェネジャン」がやっていた。

そこで久々に、写真の奥山さんにあえた。

でも、、最後の方5～6分だけしか観られなかった。。。

残念だったなぁ。知っていたら始めから観たかったよ。


彼の存在を初めて知ったのは、1年位前だったかな？もっと前かな？

やはり偶々観た「ジェネジャン」だった。

命の宣告をされた人間と、命をいらないという若者とが語り合う。

そんな感じの内容だったと記憶している。

重いテーマの筈なのに、何故か、淡々、飄飄と語られる彼の言葉は、妙に私の心に強く響いた。

そして、番組が終わると同時にPCで検索し、彼のHPの日記を見付けた。

彼の書く文章は、TVで観た印象となんら変わる事なく、飄飄と今を語っていた。

病気を妙に気の毒とか思わせない、、とても不思議な魅力に満ちていた。

その日から、毎日のように更新される日記を楽しみに読み耽った。

しかし、

2005･2･26saturday「孤独死」　このタイトルを最後に更新が止まる。

とても気にはなっていたんだ。。。でも、月日は過ぎて行った。

確か、2005年4月20日。しびれをきらし、再び彼の事を検索した。

そこではじめて、3日前に亡くなられたという事実を知った。

同時に、この時初めて「ブログ」の存在も知った。

ブログ･･･どうして気が付かなかったんだろう。。。悔しくて悲しかった。

ブログで、最後の最後に書かれた彼の言葉は、亡くなる前日のものだった。

「死にたくないな。　書店で会いたい。　本屋でセットで買ってくれ。」



彼の作品は全て購入した。そして勿論、「31歳ガン漂流」、「32歳ガン漂流エヴォリューション」

「33歳ガン漂流ラスト･イグジット」は全て読んだ。

でも、命を懸けて作り上げられた、最初で最後の小説

「ヴァニシング･ポイント」だけは、未だ読むことができない。

徹夜で一気読みをしたいという衝動に何度もかられたが、

これを読んでしまったら、私の中で、何かが、、全て終わってしまうような、そんな気がして。。。

淋しくて悲しくて、、どうしてもまだ読むことができない。。。



　　

　　








・・・ショック！書き終わって投稿しようとしたら、関係ない所を押してしまいデーターがパア～☆

同じ文章なんて書けないよ。。。忘れちゃったよ。。。それでも再び全て書き直してやっと投稿！！

と、思ったらメンテナンス。。。

3時30までだから待っていたのに、、もう4時過ぎだよぉー。まだ終わらないよぉ。。。

ねむいよぉぉぉおおお。。。