カテゴリ:日本の危機を暴く
71年前の今日犬養毅総理大臣が首相官邸で 暗殺された。 この事件がきっかけとなり、政党政治が終焉し 以後12年に亘り…軍国政治が続いた。 当時は不況に喘ぎ、世界から孤立しつつ暗殺が 横行し、暗い時代だったようです。 父の尊敬した人で、そこから毅と名付けたと 聞かされ強い関心を寄せていた。 首相は、毅(つよし)だが、私は毅(たけし)と呼ぶ。 【毅】を説明するのに何時も苦労の連続でした。 『剛毅』の毅です…『剛ですか?』と言われたり いや『毅然』の毅です…でも通じず困りました。 今でも、ホント苦労しているのです。 《暗殺される1週間前に横浜で演説した全文》 ◎ ご参考までにご紹介します。 …………………………………………………………… 近来議会否認論が行わるる傾向があるが 此は政治の実際に迂遠(うえん)にして とうてい改善は出来ぬと即断したるものであり これに対しわれわれはあくまで議会政治の 妙用を信じ十分改善の可能なるを 信ずるものである もそも政界百弊の根源は選挙に莫大の金を 要するがゆえなればまずもって 現行選挙法を改正は結局 此を活用すべき政治家の態度行動いかんに よっるものであり 互いに政策の決定したるものは万難を排して 着々これを行い もって議員政治の真面目(しんがんもく)を 国民に向かって指示したらんには現行政治 組織を否認せんとするものの 大部分は緩和同化せらるるものと 確信する 昭和7年5月8日 犬養 毅 …………………………………………………………… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003.05.15 15:07:26
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