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カテゴリ:中華ポケバイ整備・改造
買ったときから気になってた「騒音対策」をやっとやりました。
ウェブで見ると、皆さん苦労しているようで、色々なやり方で対策してます。もともとのマフラー構造も機種により色々みたいなので、一つの例として見てもらえば良いかと思います。 おいらのポケバイの構造は、以前書いたように普通にパイプがあって、その周りにサイレンサーっぽく見せる為の鉄パイプがついているだけ。 この部分を、サイレンサーとして機能するようにしてやろうというわけです。 外見は↓ 割りピンを外し、スプリングとカバーとなるパイプを外すと中身は↓ 用意した材料はこんなもの↓ ・グラスウールの断熱材(写真の黄色いやつ)。ウェハース状に固まってるやつのほうがやりやすいです。1枚約350円で1枚有れば死ぬまで使えそうです。 ・ガラスマット(断熱材の上に乗っかってる白い布状のもの)。FRP用で切り売りしてるやつで、幅300mmのを200mmで、100円以下で買えます。 サイレンサー部(?)は以前解体してからそのままだったで、マフラーを車体から外して、サイレンサーとなる部分のパイプにボコボコ穴を開けます。おいらは、φ5の穴を、約8mmピッチで開けました。言葉で書くのはたやすいんだけど、単純作業で1時間ぐらいかかってしまった。もう2度とやりたくない・・・・ こんな感じになりました↓ そこに、ガラスマットを巻き、針金でざっくり固定します↓。そのままグラスウール巻きでも良いかなーと思ったんだけど、一応交換時の作業性と、グラスウールの耐久性に気を使って見ました。 その上から断熱材を巻きます。必要な長さにカッターで切込みを入れて、やりやすい厚さをはがして巻きました。こんなふうに、必要な厚さだけはがれます。 出来るだけ高密度に、キッチリ巻いたほうが良いようです。グラスウールは体につくとチクチクするので、皮手袋+ゴーグル+防塵マスクなどのしっかりした装備でやったほうが良いと思います。手で握りながら、できるだけキッチリ巻いて、針金で固定します↓ そして、カバーとなるパイプ(先に外してたやつ)を被せて、 キャップ、スプリングを付けて割ピンで元通り組み立てました。この組み立て(最後の割ピン)も一筋縄では行かなくて治具を作ろうかとも思ったが、手近に適当な材料がなかったのと作っても次にいつ使うか判らないので、20分ぐらい格闘して組み立てた。 あとは、車体に組むだけだー!と安心して付け始めたところ、またまた問題発生。サイレンサー部分が、サスペンションスプリングとフレームの隙間を通らない!「外したときは問題なかったんだから入るはずだー」と格闘すること約10分、どうしても通らない。もう一度良く考えてみると。外すときはサイレンサーの外側のパイプは外してたんだっけ。じゃあ、また外して入れれば・・・とも考えたが、散々格闘して組み立てた割ピン、マフラーを車体に組んだ後で割ピンを一人で組み付ける自信無し!ということでサスペンションを外しました。(下の写真の黄色矢印部) そこでまた問題(?)。サスペンションを外してもスイングアームが自由に動かない。要するに、スイングアームのピボット点(上の写真のピンクの矢印部)のナットの締め付けが強く、摩擦がすごいのであった。ピボット部のナットはゆるみ止め付きのナイロンナットなので、締め付けが甘くても問題ないはず。少し緩めて自由に動くようにした。 そんなこんなで、壁に当たりながらも、無事マフラーを取り付け、サスペンションも組み上げた。 とりあえずサスペンションのチェック。シートに乗っかり体を上下にゆすると、信じられないくらいストロークする!こんな事に今まで気づかなかったとはorz。でもリアサスは恐らくスプリングだけでショックアブソーバーの機能は無いだろうから、考えようによってはここの摩擦がショックアブの代用になっているのかもしれないなー。ナットの締め具合でセッティングが出来るかも?こうなると気になるのはフロントサス。今はほとんどストロークしないんだよねー。バラして整備すればフロントも良くなるかな? まあ、サスはとりあえずこれ位にして本題のマフラーです。エンジン始動!おーーー大分静かです。効果有りです。今まで、大声で話さなけりゃ通じなかった会話が、普通に近い感覚で会話できます。今まで気にならなかった、エンジンのメカニカルノイズが気になるほどです。でも、2ストのメカノイズって??気にしない気にしない・・・・ サイレンサーにするパイプの径も細くて、サイレンサー容量が絶対的に足りなさそうだったんでどれほど効果あるか不安だったんだけど、意外に効果があってビックリです。今度乗った時に、実走のインプレッション書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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