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なんだか世の中の無常加減を味わっています。なんでかって?枕草子読んでてです。え、笑える?いや正直笑い事じゃない。なけるって。田辺聖子の小説枕草子よんでください。やばい。泣ける。以下ちょっと語ります。注意
女の私から見て、清少納言の、定子のそばにずっといたい!て思う気持ちもわかるし、端から見ててちょっと異常なまでに定子に肩入れしてしまってるんじゃないの?みたいに気にしてしまう人々の気持ちもわかる。棟世みたいに見守るなんてできない・・・。 そして道隆の一家の隆盛と道隆の死に始まる一家の転落。流罪から許されて帰ってきた伊周の変わりようにも泣けるし、「まあ定子様のお子が帝になられなくても、定子様と今上帝がお幸せにお過ごしいただけるならば良い」みたいになった矢先に突然の定子の死・・・。さらには恋人の棟世まで。 なんかもう、なんてこの世はと悲嘆せずにはいられない。そして、友情がどうのとかで割り切れない身動きの取れない複雑に絡まりあった人間関係にも、もうただやるせない。 おかげで枕草子関連書籍を読み漁ろうとしてしまっている私・・・大鏡をちょっと読みました。かるーく。ううん。もう結構知ってる話ばっかりだったし、ちょっと注釈にいらっと来る感じだったのでできればもっと読みやすいのを捜したいなー・・・。 あと枕草子の原文ままのが家にあったのでなんとかわかるところだけ拾い読みしたいと思います。 え?受験生です・・・? そういえば、妹が初めての中学校の中間テストで当時の私よりも低い順位を取ってきて、すごくあわててしまいました。ひょっとしたらそのうち自分で勉強する気になってくれるのかもしれないけど、このまま勉強はあきらめて絵の方面に進んだらどうしようと思っています。 なんでわたしが絵を捨てて勉強しなきゃならないわけですか。妹にあげられるかってんだ。 本来私より記憶力のいい妹なので(2回ほど読んだだけで短い文章を覚えたりする)、わたしより点数の低いはずがない。ただ、妹はかなり母のやることに対して冷めた目でいるので、母が力を入れて勉強させる限り勉強しないだろう。うちの姉上もそれに似たタイプだが、長女の重圧により勉強したようだ。(ただしこの人は元の頭もよかった)できれば早く勉強に目覚めてくれ。妹の記憶力を日々持ち上げてほめまくって絵なんかに走らないように祈ってます。走るのは私だけでいいとか自分勝手な。 そういえば習いにいってるところで初めて描いた油絵がもうかれこれ6ヶ月くらい描いてるんですが(とかいいつつ週一で通いつつも休みまくってるから、実質かけてる時間は20時間くらい?)おわるかな!!!!!!こわいです!!!!!!!今週には完成させる予定なんですが、ずっとずっとあとまわしにして最後に一滴2滴おとすよていの涙がうまくいかないと、また顔を書き直さなくてはなりません・・・いま結構丁寧に書き込んでるので涙が失敗すると私が泣きます。(どうでもいいよ)模写なのにもはや現物とは別世界。なぜか人間がモノクロになるし・・・。 ちょっと真面目に生きなきゃ。よし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.11 01:31:24
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