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テーマ:韓国!(17235)
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チュウォとは「寒い」の意味である。
暖かくなったり、冷え込んだりしながら確実に冬を迎える準備をしているソウル。 昨日から又5度くらいガクンと下がり、空気はやっと透き通ってきたようだ。 この季節から春まで、頭が痛い言葉が「チュウォ」だ。 大韓民国ハルモニ、アジュンマのお得意の言葉。 風が吹いたら「チュウォ」、子供の足が見えたら「チュッケッタ」、どこかに連れて行こうとすると「チュウォ、カジマ(行くな)」・・・・ 確かにソウルの冬は寒い。 東京や、南カリフォルニアに比べたら、絶対寒いと思う。 でもそれは真冬のこと。 12月になるくらいまでは、日本の冬とそうは変わらない。 でもハラボジ、ハルモニはうるさく「チュッタ」という。 子供たちを外に出すな、ハラボジ宅に来る時は(徒歩でも7分くらい)車で来い、外に出る時はズボン下をはかせろ(たとえハラボジ宅まででも)などなど、アドバイスは尽きない。 私は日本式に「子供は風の子元気な子」で育ったものだから、全然分からないのだ。子供はちょっと寒いくらいでいいと思っているが、その考えはハラボジ、ハルモニには虐待に当たる。 寒かったら風邪を引くなんて思っているので、薄着をさせていると、外で遊ばせていると、風邪を引かせたいのかといわんばかりである。 子供たちが風邪を引こうものなら、「ほら、言う事聞かずに薄着なんてさせるからだ」と言われてしまう。 去年はソウルでの初めての冬だったので、とりあえず言う事を聞いた。 それこそ冬眠中のクマのように家でおとなしくしていた。 おかげでストレス溜まり放題だったけど。 でも今年はちょっと違うぞ。 ハラボジ、ハルモニが何と言おうと子供を「風の子」に育てるつもりだ。 で、まず最初の関門だ。 今日、実は前から子供たちをどこかに連れて行こうとかんがえていた。本格的に寒くなる前に。 韓国に来てから、韓国のアミューズメントパークというものに行った事がなかったので、「エバーランド」を考えていた。 しかし、このエバーランド、腹が立つほどに高い! 朝買ったチケットで、終日いる事が出来ず、夜までいたかったら、又チケットを買わないといけない。 イパリは動物を見たいので、ためしにソウル大公園を検索してみた。 一度行った事があるが、ここはさすがに市の施設。 料金はとぉっても良心的。私たちが安心していける^-^;; そこでソウル大公園に決定! と思ったら、ハルモニから電話が来た。 「ヤー(韓国語ではまず最初に出てくる)、明日すっごく寒いんだって。動物園行くのやめなさい」 さっきまでハルモニ宅にいた時に、その話にならないのが不思議だったんだよね。よく言わないなぁと思ってたら、思いつかなかっただけなのね・・・。 そしてその10分後、今度はハラボジから電話(ハラボジは今南部の方に単身赴任している)。全く同じ事を言って、パパがただ「分かりました、行きませんよ」と反抗せずに答えたので、「じゃあそれだけだ」と言って切った。 でも行っちゃうよ。 寒かったら、寒くないように上着とか準備していけば良い。暖かい午後を狙って行き、寒くなるまでに帰って来れば良い。 それだし、今はまだ10月! 今からこもってしまったら、私たちソウルの冬越せませ~ん。 今日の最高温度17度、最低8度。 まだまだ大丈夫でしょ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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