抱負。
今って「一年の計は元旦にあり」なんてことで「今年の抱負」を考えたりする人はどのくらいいるんだろう。年々 正月らしさが失われていっている気がする。私は ずっとつけている日記の最初の所に「年頭の所感」というページがあるので毎年 あっという間に過ぎてしまう一年だけど今年はどんなふうに過ごそうか・・・ということでそのとき心に浮かんだ言葉を書き残している。ちなみに 一昨年は「足るを知る」でした。去年は「見ざる。言わざる。聞かざる」ではなく・・・「見よう!言おう!聞こう!」でした(笑)うーーーん。毎年 ただ書いてるだけで何も守ってない気がする。特に去年の目標は 真逆といってもいいくらいかも(汗)・・・てことで(どういうことだ^^;)今年も とりあえずではありますが・・・年頭の所感に書いた言葉は・・・「善人の家には争いごとが絶えない」です。あまり聞いたことのない言葉でしたが・・・仏様の教えの一つのようです。昨年の暮れに 住職さんと話しをする機会がありそのときに私の話を聞いていた住職さんに言われました。意味を説明するのはなかなか難しいのですが・・・私なりの解釈で書かせてもらいます。人は多かれ少なかれ自分は本当はこうしたいのに人のために我慢しているという意識がある。中にはそのことを美徳と思っている人もいる。でも その心のうちに我慢した部分が消化されずにそのまま残っていて・・・自分は言いたいことや やりたいことを我慢しているのだから 少しはそのことを認めて感謝すべきだという気持ちが湧いてくる。そして 自分が我慢しているからこそ平穏に言っているのに みんなはなんて自分勝手なんだろうと非難しはじめたりする(住職談)つまり自分が我慢すれば丸くおさまるんだ・・・と善人になっているつもりでも その我慢してる部分からいろんな不満が生じてきて それが争いごとに発展してしまう。・・・ということでしょうか。私も納得済みでやっていることでもそれはそう思いこもうとしているだけでやっぱり心の中では納得できてなくて結局は自分の感情を隠して 被害者ぶって夫や子供に対して不満を持ってる状態なんだと思います。これってよくないですよね。だとしたら・・・やはり自分の気持ちは伝えるべき。でも 今の状態でどうやったら伝えられるんだろう。それが 今年の私の課題かな。