三一太福

2006/07/20(木)22:52

梅雨…夏休み…二千円札

非政治(53)

 このところの天気はずっと「雨」だ。1週間近く続いているのではないか。3日連続くらいなら我慢できるが、あまり長期化するといよいよ限界だ。だが、梅雨の末期症状なのだから、もう少し待てばいいだけだ。確か去年の今頃はすでに梅雨明けしていたはずだ。今年はどうしたのだろう?台風も珍しく少ないようだし、先の冬は非常に寒く、大雪に見舞われた。いずれにせよ、こればっかりは我々人間の力ではどうにもならないことは分かっている。分かっているのだが、分かりたくないふりもしてみたくなる…。  私の住む岐阜県の公立小中学校の大半は、今日が1学期の終業式だった。つまり、明日から夏休みなのだ。私は高校生なのでまだ休みには入っていないが、梅雨が明けない中で、雨の夏休み幕開けというのは、どこか惜しいものだ。  そういえば北海道などは夏休みが短いと聞いたことがある。それもそうだろう。そもそも夏休みというものは、暑い中での授業を避けるために設けられているのだ。比較的冷涼な北海道などは、少々休みが短いのも納得できる。逆に冬の寒さは厳しいため、冬休みは他の地域に比べやや長いそうだ。  だが最近は、教室にエアコンの設置された学校が増えてきている。それに伴い、今後は夏休みの期間が減少していくのかも知れない。ちなみに、私の通う高校にもエアコンがあるが、大勢で長時間使う教室だから、いろいろと問題もある。まず、暑がりの人とそうでない人がいるため、温度設定が難しい。低め(25℃程度)に設定すれば寒さを訴える人が現れるし、逆に高め(28℃程度)に設定すれば暑さを訴える人が現れる。また、エアコンの風が当たる席とそうでない席があるため、風が当たる席の人は特に困っているようだ。集団生活だから仕方がない点もあるが、だからこそ我慢も大切だと思う。  今日の午後、銀行で両替をしてきた。当初は千円札5枚を五千円札1枚に両替する予定だった。が、二千円札にも両替できるようになっていたため、千円札4枚を二千円札2枚に両替した。二千円札といえば、2000年に日本で初めて開催されたサミット(主要国首脳会議)、九州・沖縄サミットを記念して発行されたものだ。2000年7月19日に発行されたから、ちょうど昨日で丸6年を迎えたことになる。だが、6年が過ぎてもほとんど流通していないのはなぜだろう?考えてみれば不思議だ。  恐らく「記念」という色合いが強いため、実際に使うよりは保存しておく人が多いためなのだろう。また、両替した二千円札を見てみると「大蔵省印刷局製造」と記されていた。つまり、5年以上も前に印刷されたものなのだ。他の紙幣は「国立印刷局製造」が大半なのに…。印刷量自体が少ないのも要因の1つだろう。さらに、買い物のお釣でも二千円札を受け取ったことは一度もない。店側の対応にも改革が必要なのではないか。  全紙幣のわずか1%程度しか流通していないこの二千円札は、サミットが開催された沖縄県が先頭に立って使用を推進し始めている。お釣でも積極的に二千円札を手渡すようだ。このような取り組みを、ぜひ全国に拡大してほしい。そうしないと、沖縄県専用の通貨になってしまう…。

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