ワン・スウィート・ライフ

モコさんの四十九日である。
ペットピアの合同慰霊碑で、お花とお供え（おやつ）
を持参し、供養してきた。
亡くなった日のショックから、家族は立ち直りつつあるが、
私は、もう少し立ち直るまで時間がかかりそう。
今となっては、色んなことで、こうしてやればよかったと
後悔していることもあるし、もっとどうにかならなかったのか
と悔しい気持ちが残ったままである。
2件の動物病院に行っても、最初から脾臓の悪性肉腫が発見されなかった事。
発見されたときはすでに手遅れで、危険な状態だったが、脾臓が悪性か
良性かは、手術後でないと判明できないという事。
良性である可能性を信じ、危険な手術を乗り越えたが、悪性と判明後
僅か一カ月で命を絶った事。
どうにかならなかったのか、いやできるだけのことはした。
しかし悔しさは拭いきれない。
手術後の一カ月間、生きようと必死に頑張っていたモコさんの姿が
忘れられない。
悲しい思いをしたのは、ほんの数か月。14年間のほとんどが、モコさんと
過ごした楽しい思い出ばかりである。
自分にとっても家族にとっても、本当に存在感のある子だったと思う。
一方、通院入院手術費用は81.1万、火葬費用3.4万計84.5万円かかった。
50％割合のペット保険に入っていたので、このうち34万ほど返ってきた。
入院費が高い病院だったので、入院費の支払い限度額を超えたようですが
ないよりはましだった。
これからは、残された9歳のトイプー「ミミ」ちゃんをモコさんの分まで
可愛がるしかないな。