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さんせべりあ。の ぽよぽよ日記

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June 2, 2006
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カテゴリ:双子を育てて
さてさて、『コマなし自転車』奮闘記の後半です(笑)。

娘に先を越されてしまった息子は、それからしばらくは好きだった自転車に乗らなくなりました。
彼のプライドが許さなかったのでしょう。
悔しいはずだけれど、そういう言葉は一言も言いませんでした。


息子にとって、娘は永遠のライバル。
娘にとっても、息子は永遠のライバル。

そう、赤ちゃんの時から、母の愛を奪い合ってきたのです。
娘は、結構口に出します。
彼に直接は言いませんが、私に訴えかけてきます。
日頃は手が掛かる息子の方にどうしても気持ちが偏り過ぎる事があるのですが、
我慢を強いられる娘は、自分の許容範囲を超えると、
SOSを出してくれるので、新米の母親の私にとって、これは本当に助かりました。
ありがたいことです。
息子は、日頃甘え上手ですが、”ココ”という時に言えなかったりします。
そこは、彼のプライドやこだわりに起因することなのでしょう。
そういう事がわかるまでに、随分な時間が必要でした。
私自身が女兄弟しかいなかったのも、理解するのを難しくしたかもしれません。
色々な経験を積んで、たくさんの時間を共有して初めて、
それぞれにあった接し方がわかってきたのです。(いまだ途中ではありますが。)


自転車に乗れなくても、すぐ困るような事はありません。
でも、何かを習得するのを途中で諦める事が、良い事だとは思いませんでした。
しかし、この時私はグッと我慢して、無理に練習させようとはしませんでした。
彼の性格が少しずつではありますが、わかってきたからです。
私は時期を待つことにしました。
今は見ないように、気にしないようにしているけれど、
きっと心の奥底では習得したいと思っているはず。
彼自身が必要を感じれば、教えを請うはずだと思いました。

それから1ヶ月ほど経ったある日。
息子が外から帰ってくるなり、大きな声で、
「お母さん、お母さん、自転車ってこうやって(手でグルグル、ペダルを回すジェスチャー)漕ぐんだね!
知ってた?!」と、嬉しそうに言いました。
私「うんうん。それどうやってわかったの?」
息子「公園で皆が漕いでるのずっと見てたらわかったの!」
私「わあ~、凄いじゃない。じゃあ、やってみれば?」
息子「うん。やってみるね~。」

あっという間にうまくなっちゃって、
なんと、一日でコマが取れちゃいました。

ウチの息子は特別頭の回転が遅いのかもしれないけど、
必要を感じない事には、耳も心も全然傾けないのです。
そのかわり、回線が繋がったときの集中力は、凄いものがあります。

二人はこれからも、私達親や周りが比べようと比べまいと、
二人自身で競争しながら、またある時は協力し合いながら、歩いていくことでしょう。
私に出来る事といえば、口出し手出ししながらも、
結局最後は子供達自身が切り開いていくのを見守っていくしかないのだと思うのです。






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最終更新日  June 2, 2006 09:11:14 PM
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