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さんせべりあ。の ぽよぽよ日記

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September 27, 2007
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カテゴリ:本/雑誌
やっとやっと本屋さんに行くことができたので、
「月テレ」と「月navi」と「MORE」、3冊まとめて買って来ちゃいましたぁ~。。♪

重いのなんのって。
特に今月の「MORE」は、重くないですか?

でも、ウキウキしてます。
ゆっくり読むんだぁ~。

まずは、「月navi」の進藤良彦さんのコラム、読みました。
嬉しいですね~。
「僕の生きる道」の事を何年経っても、こうして振り返っていただけること自体。


ドラマについての考察は、本当に納得の一言。
なにより重要な点として、
『主人公の周囲の人々が否応なしに自分たちの”生”についても向き合わざるを得なくなるという過程を鋭く描いている』ことを挙げられていて、
また、それが、
『それは同時に、見ている視聴者たちにも突きつけられる問題である』という事に触れていただいたのは、本当に嬉しいし、
その当時の自分の思いを思い出して、胸が締めつけられる感覚を呼び戻します。
(何度号泣したかしれません。。。)

演出の星監督の事についても、冬クールのドラマの雰囲気についても、共演者についても
触れられていて、読み応え十分です。

喜んで読んでいて、
唯一つ腑に落ちなかったのが、役者クサナギツヨシ論。

とはいえ、納得する部分もあるんです。
特に、『決して器用な役者ではない』の所とかは、
本当に、ストンと心に納得するのです。

全体的にとても褒めていただいて嬉しくもあるのですが、
『感情表現を際立って表に出した芝居は得意ではないし』とか、
『台詞』はともかく、『身体表現』は素晴らしい技術を持っていると私自身は思っているので、
引っかかるんでしょうね。

あとは、『ぶれ』でしょうか。
『ぶれ』と『揺らぎ』の考察は、その通りかもしれないと興味深く読みました。
「黄泉がえり」の塩田監督も「ぶれる感じが面白い」、そのような事をおっしゃっていたように記憶しています。
(あいまいです。どなただったか。。。)
『目に見えない”ぶれ”のようなものが、見る者の感情に”揺らぎ”を生む』のは、
いわゆる一般的に高い評価を受けている「佇んでいる芝居」の時に発揮される魅力の一つのような気がします。
(私信: Sさん、かぶった表現を許してくださいね)
しかし、私は、草なぎさんのお芝居の醍醐味は、
『感情表現を際立って表に出した芝居』と「佇んでいる芝居」の両方での相乗効果だと思っているのです。

タイトルが「僕の生きる道」についてなので、
その中で探してみると、
例えば、中絶についてあまり考えもしない生徒の一件での命の尊さを説こうとして、
職員室で激昂するシーン。

あそこで、私の心は鷲掴みにされましたし、ピンポイントで自分の心の奥底の隠しておきたい部分に、
ズバッと打ちこまれてしまった感覚を覚えました。
まさに、劇中の中村先生と一緒に、目に涙を溜めて拳を握り締めて”打ち震えて”いたわけです。

その後、中村先生は勢いのまま職員室を飛び出し、
長く続く並木道をズンズンと歩いて行くんですよね。
ズンズン、ズンズン。
やがてその歩みは少しずつゆっくりになっていき、トボトボ、トボトボ。
そして、ついには、歩みが止まってしまう。
前にも後ろにも長く続く道に一人。
その時、得も言われぬ表情で「佇む」中村先生。
この時、確かに、何か目に見えないものを発していますね。
そして、見ている私の心も、孤独と不安に『揺ら』いでいたかもしれません。
(この時の私ったら、どんどん涙が流れてきちゃって、どうしようもなくて困ったことを覚えています)

ここまでがセットだと思うんですよ。
なので、2つを切り離しては考えられないんですよね。

と、まあ、素人が贔屓の引き倒しとばかりに、
持論をとうとうとまくし立てて、お恥ずかしい限りです。

とても楽しんでいるのですよ。
文筆家の方の俳優クサナギツヨシ論を読ませていただくのは、
とっても嬉しいことなのです。
進藤さんもおっしゃていますが、
『分析も難しい』クサナギツヨシの魅力。
これからも、思わず「う~~~む。。。」と、うなり続けさせて欲しいものです。



『』内は、月間TVnaviのP193、
進藤良彦さんのコラム、
「DRAMA DAYS」第46話 淡々と”生”を見つめ直すヒューマンドラマの神髄「僕の生きる道」
から、一部引用しました。





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最終更新日  October 1, 2007 01:07:02 AM
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