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◎きのう,6年のTくんから,マックがなぜ算数を教えるようになったのか,質問がありました。
マックは2年ほど前までは,高校生を中心に教えていました。そして,中学校の数学が分かっていない子が多くて,これは何とかしないといけないって,ずっと,ずっと考えていました。 数学をつまらなくしたのは,だれだ!マックはどんどん時間をさかのぼり,たどりついたのが,小学校の算数でした。 小学生の娘,サーヤのテキストやノート,答案用紙,参考書,問題集,どれをとっても魅力を感じません。時どき,面白いページもあるのですが,基本的につまらない。 サーヤがこんなつまらない勉強をしていたかと思うと,がっくりきました。高校数学にばかり目が行って,娘の算数の実態を知らなかったとは,痛恨のいたりでした。 本当の算数・数学はちがう! マックは,後にサーヤがクルミと名づけたツールをつくり,サーヤと算数の研究をはじめました。 あるときは,高校レベルの考え方もとりいれ,ゲームや物語を二人でつくったりして…こうして,『クルミと森のなかまたち』が誕生しました。 サーヤの友だちや友人の子どもたちに,このツールで試しに教えてみました。 すると,こどもたちが「楽しい」って,感想を寄せてくれました。「おじさんのところで勉強したい」とかけつけてくれたの子がTくんでした。 『クルミと森のなかまたち』に新しいなかまができると,サーヤに最初に試してもらいます。たとえば,剰余系の話は30分で理解してくれました。ダイヤグラムも1回教えただけで,あとは問題を自分でこなしています。(『いちごの妖精』というなかまも最近できました。) メビウスの輪をつくったり,ピタゴラスの定理を庭で実験したり…。比例の話から一次方程式や双曲線,負の数に発展するなど,小学生だからこそ,いろんなことに興味が出てきます。小学生も,たくさんのことが知りたいのです。 同じことを繰り返しやる,これも大切です。しかし,新しい好奇心のわいてくる話や実験に広がっていかないと,息がつまってしまいます。 特に,数学の世界は,先へ進むほど解答が容易になってきます。学校よりも数歩先,力がついたら1年生でも,2年生・3年生の数学に進んだ方が,本当は解答は簡単なのです。 算数,数学はそのような性質があるので,分からないところでぐずぐずしていると,つまりません。本当の算数嫌い,数学嫌いになってしまいます。 逆に,今は分からなくても,先に進んでもう一度,分からなかったところに戻ると,霧が晴れたように分かるときが来ます。 マックの塾の小学生のこどもたちは,中学数学・高校数学の考え方も学んでいます。先の先,高校生になっても,たとえば体積の積分を習う際に,この子たちは,マックの塾の体積の求め方でやったと思い出してくれるでしょう。 教えるマックも,小学生が一番頭が柔軟で,教えやすいと感じています。 小学生の子の能力はおそるべしです。教えた分だけ入っていきます。 反対に,少なくインプットすれば,アウトプットも少ないようです。 こどもたちの成長を実感できることが,マックの何よりの励みとなっています。 電車で片道1時間かかるところから来ている子もいます。 こんなわけで,小学生のこどもたちを教えるのが楽しいマックです。 (もちろん,がんばり屋の中学生・高校生の子も好きですよ。) ◎きのうの話のつづきです。 マック「数を次のように表していく有名問題を考えてみよう。 6はどう表せばいいかな?」 ●●○=1 ●○●=2 ●○○=3 ○●●=4 ○●○=5 サーヤ「金貨のふくろで考えると,右はしが金貨1枚のふくろ, 真ん中が金貨2枚のふくろ, そして,左はしが金貨4枚のふくろだわ! (金貨4枚,金貨2枚,金貨1枚) そして,○はそのふくろが「ある」,●はそのふくろが「ない」 を表している。 6枚は 4+2 だから (ある,ある,ない) ○●の記号で表せば ○○● どう,正解でしょ。」 マック「さすがだね。7も分かるね。」 サーヤ「4+2+1 だから, (ある,ある,ある) ○●の記号で表せば ○○○ になるわ。金貨の入ったふくろで考えると楽しいわ。」 ◇図形のエッセンス2◇ ひし形の面積は,四角にすれば分かります。 対角線×対角線÷2 直角二等辺三角形は,正方形=ひし形の一部だよ。 図をかいて確かめてね。 ※1日1項目だけ。図形のイメージ訓練です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.09.23 13:52:18
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