2005/08/20(土)23:45
応用自在算数問題集マラソン(11)
☆「女王の教室」をはじめて見ました。
遅れています(-_-;)
心に思っていることをそのまま口にしたらこうなる
という、「ほんとにこんなのあり?!」という内容。
小学生のこどもたちを相手にここまで言うのも
精神が病んでいると感じましたが、テレビなので
ドラマ仕立てになっているのでしょう。
こういうあり得ない世界を擬似体験させてくれる、
という点で、映像の世界は優れています。
しかし、進学校や塾の受験クラスのこどもたちの
意識、「勉強以外はムダ」・・・この部分は、
確かに存在します。あながち、荒唐無稽な世界
でもないのです。
こういうドラマがテレビに登場するというのは
なにか、こどもたちの世界も大人の論理に強く
支配されている現代を暗示させます。
マーケティングといえば会社だけかと思ったら、
学校にもマーケティングの考え方が入ってきて
います。少子化対策として、学校間相互の
こども争奪戦がはじまっているのです。
これと軌を一にするかのようなドラマです。
学校も、いろいろなサービス、受験に特化する
学校とか、起業家をめざすこどもたちを支援する
プログラムを提供する学校など、学校自体が
生き残りをかける時代に入っていく予感がします。
☆☆☆がんばれ小学生!★★★
応用自在算数問題集マラソン(11)
[宿題の解説]
(1)文章をそのまま式にしてしまいましょう。
1000円×0.75=5000円×□
5000円×□=1000円×0.75=750円
□=750÷5000=15÷100=0.15
答え 15%
ロビン「せっかく習ったのだから、逆比でやってみたよ。」
1000円:5000円=1:5
ということは、
0.75:□=5:1
□×5=0.75×1
□=0.75÷5=0.15
ロビンくん、スマートに計算しています(^.^)
(2)速さの比が 4:9 だから・・・
ロビン「時間の比は 9:4 だね!」
この比を使って、時間を○で表すと
歩く ○○○○ ○○○○○
走る ○○○○
差の○○○○○ が10分にあたるから、
○ひとつは、 10分÷5=2分
ロビン「だから、走る時間は○4こで8分だ!」
あとは計算(^.^)
9×8/60×1000=1200
答え 1200m
おまけの、応用自在P23の[12]はどう?
ロビン「3本の棒は、水面の下が同じ長さに
なっているはず・・・」
そこに気がつけば、あとは計算だけだね(^.^)
A×(1-1/3)
B×(1-1/4)
C×(1-1/5)
が同じ長さ。
A×2/3=B×3/4=C×4/5=1
逆数を利用して、比で表すと
A:B:C=3/2 : 4/3 : 5/4
2,3,4の最小公倍数を右の辺にかけて・・・
あとは、問題集の答えのとおり。
同じページの[10]と[11]も、逆比の問題だよ。
★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ★ ★
きょうは、応用自在18ページの[12]です。
わかる!できる!応用自在問題集 算数
(1) ロビンのやり方は、こうです。
男の子 ○○○○○
女の子 ○○○○
○○○○ が 16人
だから、
○ は 16÷4=4人
クラス全体は ○が9こ
比をビジュアルにして解くやり方です。
こどもたちには、一番わかりやすいやり方です(^.^)
<比の利用>
比で扱うとしたら、
5:4=( ):16
こうして、男子の人数が出てきます。
<魔法の式+比の利用>
●×▲=■
で、
▲が女の子の割合
4/(5+4) つまり、4/9 です。
●がクラス全体の人数、割合でいえば 1 ですね。
(クラス全体の人数)×(女子の割合)=(女子の人数)
(2) 連比の問題です。
A:B:C が求められたら、
●×▲=■
で解くのが一番速くできます。
この考え方は、次の「比例配分」につながっていきます。
[宿題] 次の□にあてはまる数を入れなさい。
花子さんは、1個37円の商品Aと1個80円の商品Bと
1個62円の商品Cを何個かずつ買いました。値段の合計は
22200円で、商品Bの個数と商品Cの個数の比は
3:4 でした。
花子さんは、商品Aを□個、商品Bを□個、商品Cを□個
買いました。
(女子学院)