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三太郎物語~泣いて笑ってケンカして~

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2011年02月21日
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今年小学校で二太郎の卒業対策委員(以下卒対)になっているばなちょこです。

とても楽しい委員会ももうすぐ終わり・・・と思うとちょっとさびしい失恋

そんな卒対委員会に二人のママが尋ねてきました。

Aさんは、中1、中2と小学3年生、Bさんは6年生と3年生の母。

『卒業式に、要約筆記のボランティアを要請してもらえないかしら。』という相談。

二人は、中途難聴者。

補聴器があるので、向かい合った普段の会話はそれほど困難ではないけれど、広い場所や、人が大勢いるところでは人の声を聞き取ることは難しい。

そういう理由で、卒業式で要約筆記のボランティアの協力があれば、先生や子どもたちが言ったことをその場でパソコンに打ち込んでもらい、それをモニターやスクリーンに映し出して読むことができるというのだ。

要約筆記のボランティア団体は市にあり、要請があれば利用は無料。

ただ、学校行事となるので、校長から市に要請してもらわなければならないのだが、どこが窓口かわからず、卒対に相談に来たというわけなのだ。

Aさんは上の二人の卒業式の時には、先生や子どもたちが何を言っているのか聞き取れなかったけれど、そういう状況なのは私だけだからと、誰に聞くわけでなくじっとしていたという。
(今年は卒業生ではないけれど、3年後にはBさんの下の子どもと一緒に卒業)

子どもたちは卒業証書をもらう際、ステージに立って一人ずつ、これからの抱負や将来の夢などを発表する。
自分のこどもだけでなく、ともに育った子どもたちの堂々と発表する姿を見るのは本当に感動的。

それを「なんて言っているかわからない」というのは・・・

そんなこと考えたこともなかった。

と、卒対一同、ショックだった。

そして、私はBさんととても親しいのに、そんな簡単なことに気付かなかった自分が情けなかった。


彼女が、数年前に突発性難聴になったときのことは忘れられない。

「娘の声が聞こえないの!何を言ってるのかわからないの!」と泣く彼女をどうなぐさめていいのか、言葉がでなかった。

難聴者は見た目で分からないので誤解されることも多く、たくさんの人のいる前でつらい思いをしたことも知っている。

そんなとき、「そんなことはこれからもあるよ!いちいち落ち込んじゃだめ!」なんて、今思えば彼女の気持ちも考えず、励ますつもりだったとはいえきついことを言ったりして、あとで落ち込んだりもした。

今の彼女は、手話のサークルに所属し、講習会に参加し、仲間とあちこち出かけたり、今までより交際範囲を広げているぐらいに前向きだ。

だけど、ごめんね、卒業式の事、気付かなくて。

子どもの卒業を祝いたい気持ちはどんな親だって同じ。
そして、それを分かち合いたいのは、みな同じ。

よしわかった。卒対としては反対する理由は何もないよね。

全面的に協力するでしょう~。

そうね、あとは、あのめんどくさがり屋の校長がなんていうかだよね。

ああ、新しいことやるのすごく嫌がるもんね。

もし、だめだとか言われたら、どこがどうダメなのか納得いくまで聞こう!!

ダメとか言ったら、人格疑うって市教委に乗り込んでやる!!


と皆息巻いてあれこれ対策を相談したのが水曜日。

お二人からの学校への要望書と、卒対としては協力したいという気持ちを書いた手紙を添え、校長に提出したのが金曜日夕方。

そして、月曜日の今日には、「話を進めましょう」と連絡をもらった。

よかった・・・

前例がないので、どういう風に運んでいくのかはわからない。
これからは学校側とボランティア団体との話し合いになるけれど、何か協力できることがあれば何でもやりたいと思う。

子どもたちの卒業、みんなで一緒に祝おうね!!





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最終更新日  2011年02月23日 19時56分39秒
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