カテゴリ:Myたび(インド)
こういう景色を見たのも、もう一年前になる。 ブッダガヤーで仲良くなったインド人のビッグブラザー。 彼の奥さんが住んでいる、インド隣国の都市カトマンズから いまだに電話をくれるのだ。 お互い、ちゃんと通じてるか通じてないか不明な英語での会話。 それでも、連絡をとろうとしてくれる。 なぜかメールでの通信がうまく行かなく 私も葉書を出したりしているのだが、電話をかけようとまではしていない。 今回のビッグブラザーからの電話の内容は 「去年、今年9月にカトマンズに来ると言っていたのに、何で来ないの?」 という、お怒りの電話だった。 来年の旅行について、ネパールについて考えるって言ったけれど そこまで本気にしているとは思わなかった。 昔、ウルルンで、ネパールの食器作り職人の家に行った藤原竜也くんの事を思い出した。 もう本当に自分の息子だと確信され、2回目に滞在したときには お父さんに泣きながら「何で日本に帰るんだ?」と、彼は責められていたっけ。 ビッグブラザーが、自分は私のビッグブラザーになる!と名乗った時、 他の土産売りなどが使うように、インド人のコミュニケーションのひとつだと思っていた。 でも、土産売りなどの”のり”と違って 彼は本当にFamilyとして考えるようになったのかも・・と思い出した。 実は、インドやネパールの人たちの社会は、こういう密なものなのかもしれないと。 とすると、バリバリ旅行気分で、地元民と仲良くなって嬉しくなり こちらも”のり”で、彼のシスターとなり、インド名さえもらったうえに 気軽に来年カトマンズに行くかも~♪なんて、言ったのは ちょっと無責任だったかなあと、いまさらながら思うのだ。 うーん、やっぱり異文化コミュニケーションは 知れば知るほど難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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