カテゴリ:ゴルフ場関連
3月27日、ゴルフ場におけるコロナ感染者情報は広島県で2コース、岐阜県で1コースがニュースで伝えられた。
はじめに広島県の2コースの状況についてゴルフ場のHPで確認する。広島では、ゴルフ場利用者が利用後に感染が確認されたケースである。(第1報のワンウェイGCと同様のケース)次に岐阜県のコースについて同様にHPを確認する。岐阜のケースは従業員が感染したケースである。(第2報のイーグルポイントと同様のケース) 1. 広島県の2つのゴルフ場を感染者が利用していたケース 広島で新型コロナの陽性反応が出た女性が、発熱前に2つのゴルフ場を利用していた。 NNNニュースの動画ニュース ↓ 新型コロナ感染プレーの東広島のゴルフ場が臨時休業|NNNニュース (2020.3.27)http://www.news24.jp/sp/nnn/news86614452.html 女性が利用したゴルフ場は、広島佐伯カントリー倶楽部(3/22)と東広島カントリークラブ(3/23)の2コースで、いずれもHPで感染者の利用を公表している。 広島佐伯カントリー倶楽部 http://hscc.sakura.ne.jp/t_index.shtml 広島佐伯CCでは、保健所からの公式発表として「倶楽部内に濃厚接触者がいないと判断」されたとコメントしている。理由は、感染していた女性の同伴プレーヤー3名が、PCR検査で陰性と確認されたこと、またゴルフ場の従業員にも濃厚接触者がなく、感染拡大はないと判断されたからだ。しかし、今後ゴルフ場の利用に関してプレーをするか、キャンセルするかは利用者の個々の判断に委ねるとしている。保健所からのお墨付きをもらったものの利用者に配慮する形になった。 同じ女性は東広島CCでもプレーしていた。 東広島カントリークラブ 「新型コロナウイルス感染に関するお知らせ」(2020.3.27) http://www.pacificgolf.co.jp/info/20200326/ 東広島CCでは、23日に感染者がプレーをしていたことがわかった。保健所から連絡を受けたのが26日。翌27日はゴルフ場を臨時休業してハウス等施設の消毒作業を行った。28日から営業再開を予定している。広島佐伯CC同様、保健所からは従業員が濃厚接触者となる可能性は低いと判断された。こちらはゴルフ業界大手のPGMグループが運営しているゴルフ場だけに今後の対策や予防はグループ全体で一斉に強化されると予測される。 PGMグループのゴルフ場一覧ページ http://www.pacificgolf.co.jp/corporate/course.asp PGMグループが2020年3月1日現在所有しているゴルフ場数はHPによると、 「全国に140保有ゴルフ場、1リース運営ゴルフ場、1運営受託ゴルフ場の運営をしております(18ホール換算では保有171.0コース、リース運営2.0コース、運営受託1.5コース)。」 ![]() 今後も感染拡大を続ける新型コロナウイルスに対して、PGMグループがどのように対処していくのか今後も注視したい。 東広島CCで実施される対策は、現在のところPGMグループのコロナ予防・対策の目安となる。参考として東広島CCのHPから抜粋する。 以下、東広島CCのコロナ対策 (1)クラブハウス・レストラン入口におけるアルコール消毒液の設置 (2)手洗い、消毒、うがい、咳エチケット等、感染予防策の徹底 (3)スタッフのマスク着用義務化 (4)施設内の拭き上げ清掃・消毒の強化 (5)従業員の体調管理の徹底 ・出社前の体温測定の義務化 ・3 7 . 5 ℃ 以上の発熱等、風邪症状がみられる場合の自宅待機及び通院 2. 岐阜県のゴルフ場でパート従業員が感染 岐阜県の東建塩河CCでパート従業員のコロナ感染が確認された。同従業員は同居していた父親が、3月21日に陽性反応が出たため自宅待機していたという。PCR検査で陽性反応が出た結果を受け、ゴルフ場は26日〜29日まで営業を自粛すると発表している。また、他の従業員への濃厚接触は低いとみられている。 東建塩河カントリー倶楽部における新型コロナウイルス感染者の発生について(2020.3.26) https://www.token-shuga.com ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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