隣の芝生が青く見える。

The R&A has decided to cancel The Open in 2020 due to the current Covid-19 pandemic. The 149th Open will now be played at Royal St George’s from 11-18 July 2021 and The 150th Open at St Andrews from 10-17 July 2022. Full statement: bit.ly/The149thOpen




マスターズや全米オープン（全米シニアオープン、全米シニア女子オープンは中止）の延期が決まり、全英オープンが開催されるかどうか注視しているときだった。

日本時間の4月6日、23時過ぎ、R&Aは全英オープンの中止を発表した。それはツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSでも同時に発信され、世界中を駆け巡った。


ゴルフダイジェスト オンライン（GDO）はゴルフに特化したwebサイトだけに、この衝撃のニュースをすぐに配信した。

全英オープンが中止 1945年以来（2020/04/06 23:32）
https://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/119381/1/



翌朝、全英オープンの中止はNHKのニュースでも取り上げられた。


参考URL
男子ゴルフ 全英オープン中止決定 マスターズは11月に（2020年4月7日 7時26分）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200407/k10012371721000.html

この中で全英オープンについて、次のように述べられている。
↓

「ゴルフの全英オープンは1860年に始まった歴史と伝統のある大会で、イギリス南東部サンドイッチで７月に開催される予定でしたが、大会の主催者は６日、「開催するためにあらゆる選択肢を検討したが、開催は不可能だった」として、世界的に感染がひろがる新型コロナウイルスの影響を受けて、ことしの大会を中止すると発表しました。

全英オープンが中止になるのは第２次世界大戦の影響を受けた1945年以来です。」



わたしの友人は昨年、2020年に全英オープンが開催されるロイヤルセントジョージズを訪れている。

仲間内で集まったときに、1人が「ロイヤルセントジョージズに行くけど、誰が一緒に行かない？」と言った。酒の席での軽い冗談に、1人が「行ってもいいよ」と手を挙げた。そして2人はイングランドへ向かった。

しばらくして、また仲間内で集まった。

2人はロイヤルセントジョージズを含め、英国のゴルフについて熱く語ってくれた。きっと誰よりも全英オープンの開催を心待ちにしていたに違いない。それが、新型コロナウイルスによる中止とは。


GDOでは、来年の全英オープンについて次のように伝えている。


中止の「全英オープン」 獲得済みの出場資格は2021年も有効（2020/04/07 19:20）
https://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/119445/1/

「大会を主催するR&Aは、『2020年4月6日時点で、第149回全英オープンの出場資格を確保している選手は、引き続き2021年にロイヤル・セントジョージズで行われる大会にも出場できる』としている。」



なお、全英オープン中止についての詳しい内容はR&Aのホームページから調べることができる。

R&A
https://www.randa.org/en/news/2020/04/the-open-in-2020-cancelled