笑み堂　沙也の絵筆

昨日ちょっと考え込んでしまったことなど、あれこれ。

最近講座に出ていて、細かい数字やら見ていたら
近いところがとても見づらくなっていて、
(まあ、老眼ですな＾＾；）
入力間違いなどもあって・・・

やっぱりシニアグラスを買うべきだと思ったわけです。

それで、数日前に眼鏡屋をうろうろしながら探していたのですが、
今現在のお財布の中身と相談していたら
買えずに帰ってきてしまいました＾＾；

シニアグラスといいながら探していたのですが、
眼鏡屋さんでは、老眼鏡ですねと言い直されたり
シニアグラスが通じなかったり＠＠；

でも、普通に視力検査すると１．５　や１．２くらいなのに
老眼鏡を捜して歩かなきゃいけないと思うと、
いくら若く見えても、中身はしっかり老化しているなって思い知らされました。

昨日は婦人科に、
いつも服用している低容量のホルモン剤をもらいに行ってきました。

前の結婚のときに、心と身体に負担がかかってしまい
そのままだと、その歳から更年期に入ってしまいますと言われ
その薬を勧められ、服用していました。

昨日はその薬を出すための、定期健診。
それでいろいろ診察や問診されたら、
もうそのホルモン剤は止めた方がいいと言われました。

その代わりに、更年期のときに服用する、
もっと容量の少ないホルモン剤を勧められました。

それを服用すると、ゆるゆると閉経に向かっていくとのこと。
更年期のいろいろな身体や心の不調も無く。

今のままの低容量のホルモン剤なら、
身体に負担がかかりやすいし、
そのまま若いままでいるなんて、同年齢の人と比べて変だからとも。

まあ、確かに私は歳よりかなり若く見えるんですが･･･
変といわれてもなぁ･･･

でも、身体に負担がかかるといわれては、
どうぞ、その薬に変えてくださいとしか言えません。

しかし・・・

これで（まだ４０代なのに）閉経を迎える準備を身体にさせると思うと･･･

なんかねぇ・・・

私は結局子供をもてませんでした。
それは、仕方が無いことと諦めていること。

でも、これで閉経を向かえ
私の女性性が終わりを告げると思うと、なんだか複雑な気分になります。

子供も持てなかった、自分の遺伝子を残すことも出来なかった
そんな私の女性性は、いったい何だったのだろうって。

幾人かの男性とも出会って、
そのうち２人の人と結婚。

その間、とても苦しみ、悲しみ、涙し、心も身体も傷つけ
そんなことを繰り返し、
いったい自分の人生は何だろうって思いながら

でも結局、平均年齢を考えるなら
人生が半分以上終わるようなころに
今の相肩に出会い。

でも相肩には、私と一緒になったら父親にはなれないよと
宣言しながら、3度目の結婚。

そんな波乱の人生を送ることが、私の女性性だったのかしら。
そして、これでもう女性としては終わりになるのかしらって。

そんなことを思ってしまったのですよ。

こんなことを書いていると、
わたしよりもっと歳を重ねても、いきいきと生きておられる方々に
怒られてしまいそうですね。

でも、これは私の人生で初めてのこと。
自分はこれからどんな気持ちになるのか、よくわからないのです。

そんなことで、いろいろ考えこんでしまって・・・
ちょっと落ち込みがちだったのですよ。

でも、今日もいろいろ考えていました。

私は、ヒトとして生まれ、女性になる準備をして女性になり
女性としての店じまいをしながら

また、ヒトに戻る。

それでいいのじゃないかなって。

女性性を持っていたのは、人生の一時のこと。
私はヒトである。

それでいいのじゃないかなって。

ヒトになっても、女性としての感受性や想いを残しながら
これからも、いろんなことに挑戦し、
前を向いて、自分の人生を生きていける。

激動の人生も、乗り切っていける。

そう思える、そんな気になれたんです。

他の方々は、どんな想いで更年期を向かえられたのでしょうね。
当たり前のこととして、それほど考え込んだりはされなかったのかしら。