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テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:男の子って不思議
このヘラクレスは、息子が山で見つけてとってきたもの。 長男は昆虫も爬虫類も、動物なら何でも大好きなの。 幼稚園に上がる前かなあ、、、ズボンのポケットからうじゃうじゃ団子虫が出てきまして。 洗濯しようと何気にポケットに手を入れたママのぎゃぁ~~~~!!の叫び声はマンション全体に響き渡ったのでありました。 昨年の夏休み。 冷蔵庫からマヨネーズのような入れ物に入った蜂蜜が消える日が続いたの。 買いなおしたら、また消える。 10歳の長男の仕業でありました。 コバエが舞う彼の塾のナップサックを何気にあけてみたら、土のついたほぼ空っぽになった蜂蜜が何本か出てきました。テキストもノートもねちゃねちゃやんかあ~~!。 「夕方になるといそいそ早く塾に行くなあ、やっとやる気になったんだわ♪」って思ってたら、塾行く前に、木に蜂蜜を塗りに行ってたらしいの。 蜂蜜を160センチぐらいの高さのところに塗りつけ、目印には、蛍光色の赤いゼリーを塗りつけていったん帰るそうです。 「で、な、おかあちゃん。次の朝いくとな、木の下の落ち葉の中におるねん。きっと、腹いっぱいになってねてるんやでえ。」と自慢げ。 家の近くに大学がありまして。そこの木立は、カブトムシやくわがたの宝庫とか。 友達に見せびらかし、弟たちからは兄ちゃんすげえ~~の視線で見つめられ。得意満面の彼は、大勢引き連れて、毎日出かけていきました。 ヘラクレス以外にも、おおくわがた、ひらくわがたに、変わった色のカブトムシとか、珍しいの20匹以上毎日のように見つけてきてました。 あの森に、日本のカブトムシにくわがたははほとんどいないと、長男は言いました。 「たまにいても頭と胴体と真っ二つに切られてる。外来種は強いから。このままでは日本の生態系が壊れる。俺らは、外来種を捕まえるン!!」 意気揚々の夏休みでした。 1匹ずつのケースが必要だって事もしりました。 交尾させてはまた外来種が増えるし、まとめて大きなケースに入れると、けんかして死んでしまうことも知りました。100均の小さなケースがいっぱいベランダに増えていったの。 ところがヘラクレスは強い、夜中にプラスチックケースも食い破る。 おそらく長男が捕まえてきたヘラクレスたちは、飼われてたものでしょう。ケースを破って逃げて大学の森に逃げたんでしょう。丈夫なケースが必要でした。 彼のつき2000円のお小遣いはすべて虫に費やされておりました。 10月、一匹ずつ、天国に行きましたが、この2匹は生きてまして。 そうなると、あんまし、虫好きでない私も、長生きさせてやろうと仏心が出まして。 おうちに入れてやりました。 冬でも元気によく食べるんだわ。一月でカブトムシのゼリー一袋食べます。真冬は、スーパーとかで売ってないので、近所のペットショップに出かけた長男は、お小遣いでは足らないと、私に泣きつきました。「ネットで探して。」 こっちは樹液 Wパワーアップゼリー 自分の財布とにらめっこしながら、えさを買っておりました。 「こんなに強いんや。長生きするンや。これ以上外来種をふやしたらあかんわ。日本のかぶとむしたちが絶滅してしまうわ。この夏休みも、捕まえよう。」 地球を守る意気込みです。がんばれ、正義の味方。君に地球の未来がかかっている。 でも、小遣いの範囲でね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.15 09:28:42
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