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カテゴリ:読書記
『大暴落 1929』 ジョン K ガルブレイス 著 1930年代の大恐慌のきっかけとなった、 1929年ニューヨーク市場の株価大暴落のルポルタージュ。 冷徹で皮肉な筆致で、バブルが膨らみはじける様を克明に写し取る。 時代の空気、資金の行き場がない状況、富の偏在… 現在とあまりに多い共通点。 そして、12月の暴落後さらに下がり続ける株価に、あくまで楽観論を捨てない 金融関係者と政治家たち。 当時に対して、現在はFRBの権限が強化され、SECが設立され、 と変化はあるものの、さて大恐慌を食い止めることができるか。 Yamaパパも少々ヤケドしましたが、時代の空気に浮かれていたことを 反省しましょう。 また違う方面に浮かれてる気もしますが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.01 02:58:44
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