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2018.10.25
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カテゴリ:インフルエンザ

 おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘インフルワクチンが高齢者に必要な訳(その2)’です。

 インフルエンザによる入院と死亡は高齢になるほど増加するが、その死因の多くは、うっ血性心不全、慢性閉塞性肺疾患、喘息、糖尿病などの慢性基礎疾患の悪化として分類される。これらの疾患は、いずれも日本人の死因の上位を占めるものだが、国立病院機構東京病院の専門家は「高齢者の死因として、インフルエンザは過小評価されているのではないか」と話す。では、インフルエンザワクチン接種による予防は、死亡数を減少させることができるのか。同氏は、1950〜2000年の日本と米国における肺炎およびインフルエンザによる超過死亡数とワクチン接種量の関係を調べた研究を紹介。米国ではワクチン接種量の増加に伴い超過死亡数が減少している一方、日本では1994年の任意接種化を契機に超過死亡数が増加していると指摘した。

 このように有効性が示されているインフルエンザワクチンだが、日本で使用可能なものは標準用量の4価不活化ワクチンのみで、抗原量を増やした高用量ワクチンが承認された米国と比べ、選択肢は限定される。また、公費助成の対象となるのは、65歳以上または60〜64歳で基礎疾患(身体障害者手帳1級相当の障害)を有する人のみである。2010年に、生後6カ月以上の全国民が接種対象と位置付けられた米国に比べ、非常に厳しい基準が設けられているのだ。こうした状況を踏まえ、同氏は「インフルエンザワクチン接種による重症化予防効果は明らかなので、高齢者は積極的に接種してほしい」と述べ、「公費助成の対象を60歳未満にも拡大すべきだ」と訴えた。

 前回も述べられていた様に残念ながらインフルワクチンに感染予防の効果が少ないのは事実ではありますが、抵抗力の落ちている高齢者の重症化予防には間違いなく効果はありますから高齢者の方々は積極的なワクチン接種が推奨されます!






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Last updated  2018.10.25 06:20:13
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