二代目のお嫁さんなり

2007/12/24(月)10:14

「手紙」に泣く。

映画の巻(6)

映画館に観に行きたかったけれど、行けず。 レンタルしようと思っても、絶対泣くのが分かっていて、いまひとつ躊躇していた「手紙」。 昨日、テレビ放映とあって、ついに観てしまいました・・・・。 本で読んだときも、この二人の兄弟の関係が切なくて、どうにもならなくて どうしてこんなことに・・・と小説と分かっていながら泣けてきちゃって(フリーページに感想あり)。 話の内容が分かっていても、いや分かっているからこそ、やっぱりウルウルきてしまいました。 本では、弟はお笑い芸人じゃなくてバンドだったと思うけど、お笑い芸人での話もよかったですね。 舞台に立つ直前のところで、小説は含みを持たせて終わっていたけれど、 舞台のシーンがあったことで兄弟の切れない絆と、兄への愛情がより深く伝わったと思います。 ペンの力も凄いけれど、映像もまた、すごい力を持っていると改めて実感しました。 白夜行、手紙、と東野作品に出ている、主役の山田孝之君は最高の役者ですね。 過去を背負う、切ない男を演じさせたら彼の右に出る者はいないかも。 他の作品も、観てみたくなりました。 沢尻エリカちゃんは、役者としてすごく好き。 この前の舞台挨拶で、どうしちゃったのって感じだったけれど、役者としてはやっぱり好きです。 今回の役もよかった。魅力的な強さがありますね。 「シュガー&スパイス」という山田詠美原作の映画も、すっごくよかったし。 原作は短編集で、他の話に押されていた感じだったけど、映画化になったら、すごくよかった。 余談ですが、被害者の息子を演じた、吹越満も好きな役者なんだよね~~。 「手紙」は、兄弟の切なさや辛さ、犯罪への悔い、犯罪被害者のココロ。 いろんな要素が入っていて、難しいテーマだけどすごくステキな作品だと思ってます。 映画、観たいと思っていたけど、ほんとに観てよかった、と思ってます。

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