佐藤けんじのつれづれなるままに

2009/02/20(金)23:16

またか、テポドンの牽制

オバマ政権の誕生とヒラリー国務長官の外遊にあわせるように、北朝鮮は対韓国の首脳合意の破棄、全面対決と軍事的な緊張をわけもなくエスカレートしている。またかといってしまえばそれまでであるが、テポドンの搬送が終わり、舞水端里の工場で組み立て作業、そして発射台への設置というプロセスに入ってくる。実際こけおどしでは甘く見られるから、これだけは避けるとしたらやはり実際に発射してくるだろう。2週間から3週間後で準備完了と観測されているから、3月の第二週あたりが可能性が高くなる。既に朝鮮中央通信はこの予告ととれる「みてればわかる」を発した。米軍は嘉手納にコブラボールを展開した。牽制としてもそうなると約一ヶ月以内での発射が推定される段階である。クリントン国務長官は韓国で北朝鮮指導者の継承問題にも触れている。一番いやなことにまで触れたこと、無視された外遊を展開されていること、北朝鮮はやはり緊張を高めて同じ流儀である。 このような緊張に対し米国のクリントンの国務長官は核廃棄するならば国交回復というカードを既に切っている。どちらも原則的にはありえない。どう歩み寄るのかこれから始まる。また。そうまたか。

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