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佐藤けんじのつれづれなるままに

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2009.02.21
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カテゴリ:カテゴリ未分類

携帯電話を子供達にどこまで所有させ利用させるかが話題となる時代に入った。AT&Tの会社ミッションがその発祥だったと記憶している。日本電電公社が米国から買うものはぞうきんとバケツと語った総裁がいたころ、米国の対日開放の要求プッシュがヒートしていた。国際調達に道を拓いたものの、買うものはすぐ壊れる電話機である。電話局の応接間や局長室にこの使えない電話が転がっていた。平たく言えばいらないのである。そうお金をどぶに捨てていたのであり、米国の政治的介入の傲慢さを感じた。無理矢理、第二電電というそのものずばりの会社ができたり、KDDが国内参入したり、長距離通信のスキミングが始まった。NTTとなった会社で次第に外資の参入を迎えながらも資本というお金を調達して振り回すビジネスに目を向け、なんだこりゃまたマッキンゼーか金融の借り物ワードかと、いろんな横文字に出会った。ほとんど意義は感じなかったけれど、唯一このなかで長く生き延びたユニバーサルサービスという言葉だけは頭に残ったのである。いつでもだれでもどこでも、このサービス目標の実現は公共サービスのひな形として、かなり理想型である。但し、コストは別にしてである。総括原価主義で全国一律サービスとしての実現は誇るべきレベルであったけれど、設備の使用頻度に応じた区間別の料金と費用の差が一度でもあきらかにされると止まらなくなった。カットスロット競争を変えたのはやはり冷戦後の開放されたインターネットと携帯電話、基本は軍事の民間転用である。そしてその融合型ともいうべきiモードの出現である。メールはビジネスだけでなく、家族、友人、人々のつきあい方まで変化させた。技術革新が大きなドライブとなった展開であり、変化が如実に生活に反映されている。いつのまにか公衆電話が消え、今はみなが携帯電話の時代、普及が進んで、一人二台などというレベルは、これをいつでも、どこでも、だれでもの三要素のうち、どこでもと誰でもだけが引っかかる事態となり、持っていないことが仲間入りできないことであったり、救急時の手段喪失であったりもしている。(地震大国にはではあと一段の緊急策はいる)現実に新たな課題が生じてきても、これを人為的な構造改革の成果と強弁するのはむしろ傲慢であろう。サービスが本来求められる性質を適格に技術革新を取り込んで表現してきた結果であり、ユニバーサルサービスは過疎化が進む地域での高度な電気通信ではいまだに維持すべき目標であり続けているはずだが、より広いとらえ方は障がい者や高齢者も取り込む試みがそのターゲットになっている。どこまでが一国として、だれでもが一人一人に確保すべきミニマムがどのレベルであるべきか、ロールズの格差原理をセットすれば実態はロングテール型に外延が伸び続けることに目標が置かれることに変わりはあるまい。先端利用者の急拡大する伝送量はザネットの維持を難しくしても、利用範囲の性質は再びの全国均一のユニバーサルサービスにすすむ条件となっているはずである。






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Last updated  2009.02.21 21:28:49



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