2004~2013

2010/05/25(火)20:09

結婚式

友人・知人(39)

休日。 熱はまだ完全には下がらない。 こんな日にかぎって、困ったことだ。 今日はKさんの結婚式。 なにしろ、結婚式に出席するということがおとなになってからは初めてなので、まったく勝手がわからない。 まず、服装で悩んだが、普段着で行くとおそらくものすごく目立ってしまうので、それは避けたほうがいい。かといって、なにも着て行かないと会場までたどりつけない可能性もあるので、まぁ、スーツを着るのが無難だろう。冠婚葬祭の本もスーツを薦めている。 朝、あわただしく祝儀袋を用意して、お金を入れる。何故なら、お金を入れないと、それは祝儀袋とは呼べないからだ。 冠婚葬祭の本も、一応、カバンに入れておく。 昼、舞浜へ。 やはり、咳が止まらない。 東京駅構内のドラッグストアでトローチを買った。 舞浜駅、到着。 舞浜にきたのは、数年前、ベイNKホールの鳥肌実のライブ以来だろうか。 いや、そのあとに、ひやかしでディズニーランドのバイトの面接を受けたことがある。この面接会場もベイNKホールだった。ディズニーの敷地には20年ぐらい足を踏み入れていない。 あのときは、結局、採用になってしまったのだが、ほかのバイトをしていたからディズニーランドでは働かなかった。もし、働いていたら、今ごろは違う人生があったかもしれない。 駅前でIさんと待ち合わせ。 少し早めに着いてしまったのだが、時間をつぶそうにも、浮かれたひとたちでにぎわっていて居心地が悪い。それを避けるように駅の反対側へまわってみると、そこには、Iさんのすがたがあった。考えることは同じだ。 Iさん、スピーチを頼まれたそうで、郵便ポストを机代わりに一生懸命に原稿を考えていた。 駅前のロータリーから、ホテルまでの無料シャトルバス。 サンルートプラザ東京。 式は14時45分からなのに、13時半に待ち合わせてるのがそもそも早すぎる。 受付を頼まれているのでそれで早くしたのかと思っていたが、Iさん、受付をやることを知らなかった。 しかも、披露宴の会場はわかるのだが、式がどこで行われるのかが案内状には書いていない。しかたがないので、ロビーでしばらく時間をつぶしていた。 時間になって、式の案内のアナウンス。 それまで待っていたロビーのソファーの真後ろが式の会場だった。よくよく見れば、教会風に長椅子が並べられてある。 ここで、長椅子に座っていいものかちょっと悩む。悩んでいるうちに、なんとなく後ろのほうに立ってるかたちになる。 後方、階段の上から、タキシード姿の新郎がにやにやしながら登場。 続いて、新婦Kさんが入場。お父さんのエスコートでしたっけ? よく覚えてません。写真を見てもよくわからないのだが、知らないおじさんじゃないことだけはたしか。 ↓青い着物のひとに隠れて見えないのが新婦。 あ、ちょっと見えた。 式が終わって、今度は披露宴だ。 どういうわけだか、新婦の友人4人で受付を担当する。もちろん、こんなことはやったことがない。 出席者のみなさまに、名前を書かせてお金をふんだくる作業をくり返す。 そして、披露宴。 知らないひとたちと一緒に、丸いテーブルでご飯を食べる催し。 ただでさえ苦手なシチュエーションなのに、今日は熱があるから余計にひどい。会話がはずまないことといったらなかった。 青い着物の司会者は三遊亭兼好師匠。 新婦の大学の先輩にあたる。 ケーキらしきものを刃物で切り刻む新郎新婦。 新郎新婦を囲んで集合写真を撮るひとたちを撮る。 おまちかね、Iさんのスピーチ! 「M-1」出場経験があるという紹介が無闇にハードルを上げるが、Iさん、堂々とやりきった。新婦の謎かけという、あまり見たことがない余興も行われる。 それにしても、新婦がやけにさばさばした感じなのでぜんぜん盛りあがらなーい。 こういうときは、少しは感極まったりするのがお約束なのに! 最後の新郎の父のあいさつには、私、父亡き子なのでけっこう普通に感動してたりして。 というわけで終宴。 Iさん、ロビーにいたら、「『M-1』出てたひと!」と、酔っぱらいに声をかけられた。この短時間ですっかり人気者だ。 これといった2次会もなく、新婦の友人数名で途中まで一緒に帰る。 帰宅。 そして、風邪はぜんぜん治ってない。 熱を計ったら39度あったので、とっとと寝る。 今日、わかったことは、同い年の女子はババアだ、という事実。

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