佐藤芳博ブログ~片栗の花とレンゲ草~

2022/12/14(水)00:00

日本レンゲの会2565 レンゲで肥えた庭と鳥たち

画家 眞山孝治(154)

 庭を歩く時は、出来るだけ、レンゲを踏まないようにするため、足元を確認しながら、踏石やコンクリートの犬走を移動します。石やコンクリートの周囲は、アルカリ分が出て、熱効果もあり、レンゲの生育が良いです。 ところが、時々、水分を含んだ地面が露出していることがあるので、よく見ると、掘り返された跡があります。鳥たちが、足場の安定したところで、地面の動きを観察して、土中の生物達を捕食しているようです。 生き残った生き物たちが、枯草、枯葉、枯枝、幹を分解し、秋虫の大合唱、庭を舞う昆虫、蝉時雨になることを考えると、深根性で土を柔らかくし、水と空気を土中に補給するレンゲの効用を語りたくなります。画家の眞山孝治が作庭した敷地内の共同住宅、貸家にお住いの方々や近隣の人々から、花の美しさ、香り、虫の音、小鳥の囀りに感謝の言葉が寄せられています。 古木を切る時は、幹を数年残し、そこに鳥が止まって糞をすることで、猫に襲われない様に協力しています。様々な自然の循環の中で、鳥たちがする糞に含まれる種からの発芽に感謝する日々です。

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