『今日は彼から連絡がくる』
そう気付いてた。
毎週土曜日。
彼は日曜日も仕事だけど、私はお休みだから。
「泊まっていけばいい」と部屋に呼んでくれる日。
ゆっくり会えないコトには変わりないけど、
でも、唯一朝まで一緒にいられる土曜日の夜。
そう、気付いてた。
それなのに、私は食べ続けていた。
予想通りの時間に、携帯が鳴る。
着信音は彼限定の音。
どうしよう。
まだ吐いてない。
何って言おう。
考えてるうちに、音が切れる。
―すぐ電話しなきゃ。心配する。―
必死に言い訳を考えて、電話。
「ゴメンね~。お風呂入ってるんだ」
「もう少しかかる」
「なるべく早く行くから」
吐く時間を計算。
吐いて、お風呂に入らなきゃいけない。
ざっと目標時間を決めて、即行動。
こんな時だけは、動きが早い。
結局、予定より5分遅れで向かう。
「ごめんね~、遅くなって…」
謝った私に、「おう」と笑ってくれた彼。
…ごめんなさい…。
疲れてて眠くても、呼んでくれたのに。
私は嘘つきで、卑怯で、自分勝手で。
アナタが待ってくれている間。
また、吐いてたんだ。
そんなコトの為に、アナタを待たせてたんだよ。
ごめんね。
本当に、ごめん。
こんな私でも、アナタの隣にいたいと願っていいですか…?
■過食の記録■
・・朝食・・
ざる蕎麦 1人前
アイス 1コ
・・昼・・
嘔吐(昨夜の未消化分含み)
・・昼食・・
なし
・・夜食・・
五目ご飯 茶碗2杯
そうめん 1.5人前
パン(カスタードサンド) 1コ
クリームコロッケパン 1コ
クルミデニッシュ 1コ
デニッシュパン 1コ
ココナッツサブレ 1袋
・・夜・・
嘔吐
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