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午前四時 一睡もせず パソコンと向き合った
他愛の無いおしゃべりを 延々として 睡魔はやってこない 希望と失望が一緒に ひょっこり 顔を覗かせる そこには 安堵という形容にふさわしいものは無く 虚無感とゆるやかな時の流れが ひっそりと息づく 夕方届いたメールは 現実を届けた これに たいして 何かを 講じる気力も無かった 少しばかりだけど 項垂れた 萎れた 華のように 迷彩鮮やかだった過去は いとも 簡単に色褪せていく 見る見る間に 無色透明になって 消えていった そこに存在した時間と関係は 何だったのか 意義を求め 何も無かったのだと 納得せざる負えない 自分がいて すこしばかり 残念で 切ない気持ちに なった 特別なんて ありえなくて どこにでも 変わりはあるものだと 葛藤を繰り返しながらも 冷静で かわいくもなくて この瞬間にも ネットを断ち 携帯を捨てれば どうなるの? 知ってるよ なんの変哲も無い日常がそこにあることを 例えば あたしの 指が切れてしまってたり 髪が伸びてしまってることなんて 誰にも関係なくて そんな 些細なことは 柔らかい部分を侵食する 気づかないうちに 眠りに落ちていたことを 首の痛さから知る 午前七時 朝は やってきてる いつもどおりに 半開きな瞳が 映すのは ぼんやりとしたある朝だった そう かわいくない あたしが また 目を覚ます・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.12.20 05:06:02
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