|
カテゴリ:政治に苦言
福田首相の突然の辞意表明を受けて、自民党次期総裁選出に向けての動きが進んでいる。だが、候補者の顔ぶれは、2世・3世といった世襲議員ばかりだ。振り返れば、福田首相も、安倍前首相も、更にその前の小泉元首相も、父親が閣僚経験者だ。自民党衆院議員の半数以上が世襲で、「政治家が『家業』であるかのような状態が続き、新規参入が妨げられている」との指摘もあるほどだ。総裁選候補のうち、麻生氏は3世議員で、石原氏が2世議員。だから半分が「世襲」という事になる。ここ20年の首相14人を見ても、父親が国会議員ではない1世議員は、竹下登氏、宇野宗佑氏、細川護煕氏(祖父が首相)、村山富市氏、森喜朗氏の5人のみ。一方、仮に政権が交代した際の有力な首相候補、小沢一郎・民主党代表も、2世議員だ。「世論力テレビ」の調べによると、05年の郵政解散前の段階で、自民党の世襲議員率は51.6%だった。他の党の衆院での世襲率をみると、民主党が27.3%、共産党が22.2%、公明党が8.8%なので、自民党の世襲率の高さが際立っている。(9/4 JCASTニュースより)
苦労知らずのお坊ちゃんで、利権を引き継ぐ能力のない首相が二人続いた訳だが、一部の能力のある人を除き次の選挙では落とそうではないか。又、選挙制度自体の見直しも必要だろうね。参考:世襲議員リスト、そして国民を無視した一方通行で自らの思いのみを伝える4日の福田内閣メールマガジンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治に苦言] カテゴリの最新記事
|