総務省と情報通信研究機構（NICT）は12日、2009年1月1日にうるう秒の調整を行うと発表。前回の調整は06年1月1日に行われており3年ぶり。うるう秒の調整は、原子時計を基に定められている時刻と、地球の自転・公転に基づく天文時との間にずれが生じるため、ずれが0.9秒以上にならない様にする目的で行われる。今回の調整では、日本時間で09年1月1日の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に、うるう秒として「8時59分60秒」を挿入する形で行われ、09年1月1日は通常よりも1秒長い1日となる。現在では、時刻は、単に時を知るのみに使われるだけではなく、社会・経済活動の重要な基盤となっている情報通信ネットワークやコンピューターにおいて、色々な形で使われており、例えば、ネットワークの運用は正確な時刻管理があって始めて出来るのだし、我々が日頃使っている電話などの課金料金も何分何秒という単位で決められている。情報通信ネットワークやコンピューターを間違いなく運用するためには、この「うるう秒」を知ることが大切なのだそうだ。うるう秒の挿入は、同制度が始まった1972年以来24回目となるとの事だ。まぁ、我々の生活には大した影響はないのではあるがね。
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Last updated
2008.12.29 21:44:32
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