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本の足跡

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2006年08月18日
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カテゴリ:外人作家

ドリトル先生アフリカゆき

“ドリトル先生アフリカゆき”

評価:★★★★☆

 

ヒュー・ロフティングの代表作、「ドリトル先生」シリーズ第一弾。

この本って、小中学生向けなんだけど、大人が読んでもおもしろい。

プロットも、いい意味で単純だから、息抜きにちょうどいい。深く考えずにほのぼのした気持ちで読めます(^▽^)

ドリトル先生は、様々な動物たちの言葉を勉強して、彼らとお話できるようになるのです。本当に動物語があるなら、私も犬語を勉強して我が家の愛犬と話したいものです。

動物と話せたらって、絶対一回は憧れたことがあると思う、誰しも。

今回は、ドリトル先生はアフリカに行くんだけど、この作品は1900年代初期に書かれたものだから、黒人に対する記述が、今なら絶対許されないような形でされてます。あと、翻訳にも、現代の差別用語が使われてるし。

でも、これって、ロフティングが生きていた時代には、こういう黒人観があったっていうだけの話で、それを現代人があーだこーだ言って出版に反対するのはどうかなぁと私は思います。

法律にも不遡及の原則があるんだし、出版界にも、過去には一般に受け入れられていた観念を、後になってから「そんな考え方はダメ」と言って、過去の作品を闇に葬るようなことをしてはいけないという不遡及の原則を作ったらいいのになぁ、とまじめに考えてしまいました。






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最終更新日  2006年12月27日 06時32分43秒



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