本の足跡

2007/03/08(木)08:02

浅羽通明

新書(44)

“右翼と左翼”評価:★★★★★ タイトル通り、右翼と左翼という概念の誕生から、思想の変遷等を世界と日本という点から教えてくれます。すんごく勉強になった。右翼と左翼の誕生から現在に至るまでを俯瞰しており、そのあらましを知ることができる。もちろんこれは入門書的なものであり、専門書等ではないので、深く掘り下げて右翼と左翼について知りたいっていう人には向かない。しかし、新書であるということからもわかるように、その分野を知悉することはできないが、通暁するためのあしがかりにするには最適である。余談になるが、たまに、新書のレビューで『知っていることしか書いてなかった』とか『広く浅いだけで、掘り下げが足りない』なんてのをみかけるが、新書に深く広い知識を求めること自体がなんか間違ってるような・・・。新書って、最近話題のこととかを知るための入門書っていうか、糸口っていうか、そういうスタンスで存在するものだと私は思うんですが・・・。まぁ~どうでもいいことですけどね(笑)次読むのは・・・また新書だ(笑)

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