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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:アンソロジー
評価:★★★★☆
ミステリーアンソロジー。全8話。 ● 浅黄斑 ● 芦辺拓 ● 有栖川有栖 ●加納朋子 ● 倉知淳 ● 二階堂黎人 ● 法月綸太郎 ● 山口雅也 名うてのミステリ作家が勢揃い♪収録作家みただけでも垂涎ものでしょう?(*´ー`) タイトル通り、どれもアリバイ崩しがテーマです。どうみても堅牢なアリバイをいかにして崩すか。どの作品でも見事な“不在証明崩壊”ぶりです。読んでて痛快♪ 浅黄斑さん、芦辺拓さん、山口雅也さんはずーっと読みたいと思っていて、読みたい作家リストにもかなり前から名を連ねていましたが、なかなか読むことができずにいた作家さんたちです。お三方みな私好みの予感がしました( ̄ー ̄)ニヤリ いや~気になる未読作家さんの作品が一冊で一気読めるなんて♪これぞアンソロジーの醍醐味というもんでしょう(#^.^#) アンソロジーで、未読の作家さんの作品を読んで、それでこれからその作家の単独作品を読むかいなかを決める、というのが私がひっそり実践している好みの作家発掘法だったりします(笑) 未読の作家の長編をいきなり読むと、ハズレたときの衝撃はなんとも筆舌に尽くしがたいものがあったりしませんか?だから、私はアンソロジーという、ハズレてもショックが極力少ない(仮に一人ハズレたところで残りがおもしろければ元が取れる!!)ものが好きだったりするのです。(もちろん、そんなせこい理由だけじゃないですよ~(笑)) って話がズレてるズレてる・・・軌道修正軌道修正φ(.. ) 8話の中で、有栖川有栖さんと法月綸太郎さんの作品は以前読んだことがありました(多分)。でも、内容ほとんど忘れてたのでまた初めて読むように楽しめました。こういうとき自分の記憶力の弱さに感謝したりします(笑) 倉知淳さんの作品は、ラストで思わずクスリと笑えました(>y<) ミステリなのにオチがあるなんて・・・プププ(笑) 二階堂黎人さんは、蘭子シリーズでした。蘭子が出てくる作品はまだ読んだことがなかったので、今度は蘭子の長編に挑戦してみたいかも(*^m^*) 加納朋子さん、以前『ななつのこ』を読んで、私好みではないな~と思いましたが、今回もちょっと私が好きではない感じの作品。でも、読むのが苦痛というほどでもなく、ほぅ~、って感じ。日常の中のちょっとした不思議を扱っていて、好きな人は好きそう、といったところか。 概ねおもしろかったですね~。アンソロジーはいい。一冊で何度も美味しいから(*^m^*) これからも色々なアンソロジーを読みたいものです♪ === 218冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月22日 06時42分11秒
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