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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:な行 男性
“私の嫌いな10の人々” 評価:★★★☆☆
エッセイ。 --- 梗概 ------------- 「笑顔の絶えない人」「みんなの喜ぶ顔が見たい人」...そんな「いい人」に出会うと、不愉快でたまらない!共通するのは、自分の頭で考えず、世間の考え方に無批判に従う怠惰な姿勢だ。多数派の価値観を振りかざし、少数派の感受性を踏みにじる鈍感さだ。そんなすべてが嫌なのだ!「戦う哲学者」中島義道が10のタイプの「善人」をバッサリと斬る。日本的常識への勇気ある抗議の書。(「BOOK」データベースより) ---------------------- 中島さんは哲学の教授だそうです。だからかな?土屋賢二さんと、ものの見方がすごく似ている感じがします(*´ー`)世の中を真っ直ぐではなく、凡人には思いもよらない角度からみている感じ。これは哲学者の特性なのかもしれませんね~。 好きです、こういう穿った見方をする人って(*^m^*)私もわりあい物事を斜めからみたり真っ直ぐみたり下からみたり・・・とひねくれた見方をする人間ですので(笑)中島さんの着眼点はかなり好みです。 彼の論理にはひどく共感しました。ただ、結論が、結論が私の価値観とは異なることが多かったです。途中までは同じような道をいくんだけどなーー。まっ、そりゃ全く同じ過程を経て同じ結論に帰着するなんてことの方が珍しいでしょうけど(;^ω^A なんだかくせになる感じ。この人のエッセイ他にも読んでみたいです。 蛇足ですが、中島さんきっかけでエッセイにちょっとハマってます。初めて読んだ群ようこさんのエッセイもとってもおもしろくって、彼女の他のエッセイを買いに本屋へ走りました(笑)明日は群ようこさん、アップしますねーー(*^m^*) === 90冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月08日 22時39分31秒
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