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カテゴリ:ノンフィクション
“「在日」論の嘘” 評価:★★★★☆
--- 梗概 ------------- 既得権を隠蔽し、被害者性を強調する「在日イデオローグ」に騙されるな!在日韓国人三世として生まれ、後に帰化した著者による真摯な論考。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- 連休最終日はいつも、大黒摩季さんの『ら・ら・ら』が頭の中でリフレインします(笑)まさに光陰矢のごとし・゚・(*ノДノ)・゚・←ちょっと違う?(笑)
金美齢さんが、以前WILLという雑誌の中で、こう述べられていました。 日本人は「人の気持ちを考えられるやさしい人でありたい」と考えていると思いますが、弱い人が常に正しいわけでもなく、弱い人を信じることが正義なのでもありません。頭から信じ込んでしまうのは単なる単細胞です。 まさにおっしゃる通り。まともなことを淡々と述べられています。 在日っていうのはかわいそうな人たちなんだと教えられてきたし、また現在でもそういう通説がまかり通っている。みんなそれを前提に話している。 その誤謬を一刀両断する本書。非常に勉強になります。 利権利権ですね、本当に。同和利権やら在日利権やら。利権大国日本。 環境問題も利権だらけだし。いかに人の善意を踏み台にした利権が多いことか。被害者面されるとそれに反論するのは悪のように扱われますものね。でもそこで思い出してほしいのが冒頭の金さんのお言葉。 この中では、今話題の外国人参政権についても触れられています。結論から言えば、参政権欲しけりゃ帰化しろってことですね。日本人にはなりたくないけど日本の参政権は欲しなんてのはいかに笑止千万な考え方かというが改めて実感できますよ。
もっともらしい言説ほど疑ってみないとダメだと改めて痛感しました。 この本、薄いけど内容は分厚いのですごくコスパは高いです。ただ、これすでに絶版みたい・・・こんな素晴らしい良書が絶版なのはなぜでしょうね?タブーに触れすぎたのか?(笑) タブーといっても、私からすればしごくまっとうで常識的なことですが。 === 85冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月23日 15時23分12秒
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