本の足跡

徹底解明！ここまで違う日本と中国

評価：★★★★☆

【目次】
１ 食から知る日・中文化の違い／２ 漢字に新しい生命をあたえた大和言葉／３ 想いを共有する和歌と自己陶酔の漢詩／４ 「公」のある日本と「私」しかない中国／５ 地球上の国は全て自分のものとする中華の幻想／６ 人民は餓死・毛沢東は連夜のジャズ宴会／７ 残酷すぎる政治から精神文化は育たない／８ 計算高い中国人の反日活動　(｢BOOK｣データベースより)

何か事が起きると、「相手"に"悪いと思う」のが日本人、「相手"が"悪いと思う」のが中国人なんです。

(P7より)

対談集です。

対談形式なのでさくさく読めます。おもしろかった。中国関連本はそれなりには読んでますが、この本は、切り口が斬新！！そんな角度からそうみるかっ！！と驚きの連続！！

どれもこれも全て興味深く読めて勉強になりました。中国って国はまぁ・・・。もう申し上げるまでもないですけど(笑)

日本は本当に素晴らしい国です。独自の文化、精神が根付いていて。これはどの国にも真似できないものだと思います。その精神は長い年月をかけて涵養されたものです。日本人は崇高で凛とした国民性を持っています。これは諸外国が望んでも望んでも手に入らないもの。

日本人はもっと日本人であることに矜持を持つべきです！！そのためにも、自虐的で自信喪失な姿勢はいい加減うっちゃって、もっと日本のことを知るといいと思います。そうすれば自然矜持を持てるようになり、この素晴らしい歴史・国民性を卑しめる言動・行動はできなくなるはず！！

と、まぁとても素晴らしい一冊ではあるんですが、対談集ということもあるんでしょうけれど、全体を通して少し軽い会話が気になるかな？せっかく深遠なことをおっしゃってるのに少し軽佻な印象が否めない。

それと、すこーーーし、日本が好きすぎるあまりでしょうが、いちゃもんっぽくなってしまってるところがちらほら見受けられる(笑)まぁ決して間違ったことをおっしゃってるわけではないんだけども(笑)

もう少し重みのある表現を使って、もうすこし客観的な立場で語られてたら、さらに説得力が増すと思います。

せっかくの精緻な中国分析なのにもったいない。でも、おもしろく勉強になることは間違いないです！！(*´∀｀*)

===　40冊目　読了　===