アングラーは電気鰻の夢を見るか

いよいよ今年も明日を残すのみです。

仕事は28日の午前中に大掃除を終わらせ、終わり。

そこで、後輩2人と夕方から飲みに行く事となりました。

その内、一人は最近入った新人であまり自分の事を喋るタイプではないので、
親睦を兼ねて飲めればと考えていました。

以前、ブログに書いていた古株社員は社長の判断で12月締めで
退社となっていたので、その辺の事情も良くわからないだろうと
私としては、説明したかったのもあった。

新人とはいっても私と同い年で、もう一人の同僚は少し年下で
後輩にあたるが、気も合う仲なので楽しみにしていた。

それぞれ一旦帰宅し、電車に乗り待ち合わせ場所に4時に到着。
まず、近隣のファッションビルに入り、我が社の商品も含め、
アクセサリーショップを覗く。

その後、少し早いが飲み屋へ！

もう一人の、同僚と商品の感想をアーダコーダと喋る。

新人君はショップ廻りの時から気にはなっていたが、
あまり積極的ではない。
やはりオッサン3人はきついのか？

それぞれ、1杯ずつ空けたところで新人君に
「君が入って仕事振りを見ているがキチンとこなしているので
助かっている。以前いた二人は色々問題が有ったので、結果的には
良かったと思っている」というような内容を話した。

そこから、以前いた二人の話しを同僚と、如何に問題が有って
困っていたかという話しになった。

すると今まで無口だった新人君が突然
「ここに居ない人の話しをするなら、俺は帰ります。」
と言い席を立とうとした。

私は少し驚いたが、私の話しの内容が愚痴っぽかったのもあるだろうし、
ましてや、彼が入って二人が解雇されたのだから、気に触った部分が
有ったのだろうと、反省し詫びを言い
「二人が解雇されたのは本人たちの問題で君には関係が無いから、
気にしないで今日は飲もう」と話した。

すると彼は、スッと両手を前方に出し
「未来の話しをしましょうや、未来の話しを」と言った。

その瞬間、私に嫌な予感がした。
同時に同僚も同じような予感がしたのか、私の顔を見た。

その後、話しをしていくうちに感じたのだが、
彼はなぜか自分の仕事に自信があるのか、ところどころ引っ掛かる。

終いには、私を含め職場の批評を始めた。
しかも、的外れな話し。

困ったのは一緒にいた同僚

彼は私が短気なのを良く知っているので、
必死で話しをそらそうとしているのが痛々しい！！

私的には、その同僚が彼より年下の為なのか
その彼が、完全に上から目線で話している事だった。

ちなみに彼は、我が社の業務であるアクセサリーの製造に関しては
全くの未経験者。
しかし趣味で興味が有り、教室的な処に通った事があるらしい。

私も過去に、専門学校出なんかで1年目の社員が壁にブチあたるのを
何回も目撃しているし、プロの経験が歴然としているのは、
身を持って分かっているので、彼の「しったかぶり」が逆に可笑しく、
わざと、チクチクと意地悪な事も言ってみたりした。

その後、店を出て彼と別れたのだが同僚が、
「もう一軒行きましょう」と誘ってくれ行く事に、
すると偶然に会社の他の4人と合いそのまま合流。

2軒目では同僚が何時、私が怒り出すのかヒヤヒヤして
ぜんぜん酔えなかったと話した。

その後は、話しはいつもの様に下ネタ全快となり、
私は又しても醜態を晒すのであった。

しかし、次の日から私は頭から彼の事が離れない。
彼をまとめると

1.年令は私と同じ30代後半と言うか40前
2.独身で以前は派遣社員をここ数年していたようだ
3.仕事振りを見る限りは真面目だが、こちらの指示に返事を
　　しない事があり、その辺は少し気になっていた。
4.見た目は普通であるが、服装は少し野暮ったい感じ
5.少し話し方に癖があり、女子社員のウケはあまり良くない話しを聞いた。
6.基本的には、大人しいのか自分から人に積極的に話すタイプでは無い。
7.しかし話し出すと、自分に自信を持っているのがわかるのだが
　私からするとその自信の根拠が理解しがたい。
8.私の推測だが「いくら先輩でも同い年の私に仕事を
　仕切られる」のに抵抗がある感じがする。
9.私の推測だが「課長が居るのに、でかい態度で仕切ってる私が
　普段はヘラヘラしているのが気に喰わない」というような感じがする。
10.ようするに私が嫌いだ。

さぁ困った！今後彼をどういう風に使おう！！