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詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2013/11/15
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カテゴリ:尊敬する先生方

上江洲先生が到着して、塾の中を見てもらいながら(と言っても狭いので一瞬で終わりぽっ)、しばし雑談。その中で、上江洲先生が本日解説される「日比谷高校の英語」について、ある一言を述べられた。それもサラッと。

参った。上江洲先生が来てから時間にして10分程度。この時点で上江洲先生が「本物」であることを私は実感した。上江洲先生がさらっと言った一言こそが、自校作成問題英語の秘密の1つである。

これは日比谷高校に限らず、自校作成全般に言える「秘密」なのであるが、私はこの秘密を発見するのに2年かかった(←遅っ)。しかも、15校ある自校作成校の入試問題をおおかた解いた後に気づいた。しかし、上江洲先生はその秘密を僅か日比谷高校1年分を解いただけで気づかれた。さすがである。(もちろん、言われてみればごくごく当たり前のことであり、私自身が気づくのが遅すぎということもあるが・・・)

自校作成校の入試問題はボリュームがあり、設問も大変よく練られている。そのため、試験時間内に解答を出すことが難しい問題も散見される。しかし、「あること」に気づくと実は答えが若干見つかりやすくなる。あくまでも「若干」ではあるのだが、そのわずかな差が受験生の心に余裕を生み出し、もしかするとその一問が合否を分けることもあるかもしれない。だから、些細なこととは言え、上江洲先生がおっしゃった一言は大変重要な一言なのである。それを上江洲先生はさらっと指摘された。

 

その後、上江洲先生は本日の授業準備(最終的な仕上げ)を行うために教室へ向かわれた。もちろん、上江洲先生は事前に問題を解かれているし、新幹線の中でも英文を確認されてきたそうだ。その上での最終確認である。

 

そこで、私も本日の授業の最終確認を始める・・・。すると、教室から上江洲先生の声が聞こえてきた。遠くからでも分かる流暢な英語である。上江洲先生は、本日の授業で扱う日比谷高校の英文を音読されているのだ。


授業開始30分前になる。ここでもう一人のゲスト細川先生が登場する。細川先生は大学受験予備校で現代文を指導しながら、自身の個人塾「進学塾uine」を開かれた凄腕の塾長さんである。3月に一度、当塾に見学(および授業)にいらっしゃったのだが、今回は上江洲先生の日比谷解説を見たいとのことで、再びいらっしゃった。

 
時間は15時。授業開始は15:30なので、生徒達が続々と塾に集まり出す。普段遅刻にはとりわけ厳しくしている当塾であるが、さすがに「今日は遅刻しないで来てくれよ」と私は一人緊張していた。特に男子生徒で遅刻しがちの子がいるので、気が気でなかった(笑)。

私はたとえお客様がいようと、遅刻した子はその場で帰宅させる。もちろん激怒した後に。せっかく上江洲先生と細川先生がいらっしゃっている日に、私の怒鳴り声で雰囲気を壊してしまうのが嫌であった。

だから、全員が時間前に揃った時は、いつも以上にほっとした。全員教室に着席し、いよいよ上江洲先生の授業が始まった。 






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Last updated  2013/11/15 05:58:31 PM
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