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カテゴリ:放浪記
明け方、寒さで目が覚めた。
前日、店員に言って下げたエアコンの風がいつの間にか「強風」に切り替わってて、 ブランケット2枚がけですら死ぬほどの寒さ(--; 「やる気?つーか、殺る気??」まったく冗談ではない。 身支度をしてとっとと駅へ向かう。 雨はどうやら上がってる様だ。 紀伊田辺行き06:07発→紀伊田辺着07:50 串本行き07:55発→串本着09:26着 少しずつ晴れ間が出てきて、台風が来てるとは思えない。 夕べネットで確認した状態では、「九州に上陸」した辺りという話なので、 距離がまだ有るからだと思う。 ただね、波が凄い。普通の日本の海岸ではお目にかかれないような 「ビックウェーブ」がザップンザップン押し寄せてきてて、 本に書いてる「太平洋の自然を満喫」とは全然違う意味の自然を満喫してしまう。 普段だったら綺麗なんだろうな・・・・。 ただ、残念なのは「防波堤」に落書きされてるのが車窓から見えたりした事。 仙台でも至る所に「英語の崩し文字」やら「SHER」やら「妙な絵」の 落書きが増えてて、なんだかなと思う。他の街も増えてるらしいし、 つくづく馬鹿が増えてんだなと感じている。 で、こんないい景色の中、俺の目に飛び込んできた落書きは 「田中のめがね」 ○ー○ ・・・平和だねぇ・・・・(^^; 本州最南端の駅、「串本」着いた。 さっきまで日差しも出ていて、 「台風の影響もあまりないし、こりゃ、こっち来て正解だったな」と 自画自賛だったのだが、駅を降りて状況が一変した。 「わはは・・・。なんじゃこりゃ?!」 もうね、笑うしか無い位の雨。外を歩いていたおばさんの傘が壊れる位の豪雨。 つーか、これは「スコール」でないの? さすが南国だねぇ・・・と妙な関心をしてしまう。 その大雨にポカンとしてる間に「潮崎行き」のバスが行ってしまった。 まいったな、次のバス1時間後だよ・・・・。 だが、ここでバスを待てない理由が有るのだ。 串本駅のある紀勢本線には「致命的」な事がある。 列車本数が「本線」と歌ってる割にめちゃくちゃ少ないのだ。 たとえば、今俺が乗ってきた「09:26着普通列車」の次の各駅停車は、 「12:38発」で3時間待ちなのである。 なので、ここは「ワープの出番」。ワープの解説は前記事参照 10:59発のスーパーくろしお1号を使って、「新宮」までの道のりを ワープする予定にしていた。(1370円) つまり、「バスを一時間待って行くと帰ってこれない」のだ。 しょうがなく駅前をぶらつこうと思ったが、土砂降りでうろつくのも ままならずで、外をぼーーっと眺めていた。 ・・・まあ良いか。のんびりと景色を眺めながらそう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 3, 2005 12:04:38 PM
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