黒猫のゆううつ～Melancholisch von SchwarzeKatze

ゴーグルスの公式マスコットといえば「クラッチ」と「クラッチーナ」の
天然記念物（イヌワシ）コンビなのだが、ある日「奴」はやってきた。
その名は「Ｍｒ．カラスコ」
所かまわず出現し大暴れしていく神出鬼没ぶりに、
しだいに公認マスコットの座を脅かしているほどの人気ぶりなのである。
はい、すっかりハマってます（笑）

朝08:00。仙台駅東口。
今回、俺に与えられたミッションは「Ｍｒ．カラスコ」の監視である。
本来、「カラスの化身」で有るカラスコはごみ拾いが大好き。
フルスタ宮城でも試合後に専用のカゴを背負い、せっせとごみ拾いをする。
公式戦が終わったフルスタでは拾えるゴミが無くなったらしく、
とうとう仙台市内にその行動範囲を広げる事にしたらしい。
ただ、そのままではいったい何をしでかすか判ったもんじゃ無いので、
今回は「特別監視員」を募集し、行動を監視するという。
当然、「カラスコ」オチに目覚めた俺も参加を決意したしだい（＾＾）
（楽天の告知サイトはこちら）

少々遅刻してしまった俺。
すでに一行はフルスタ方面に歩き出していた。
速攻で追いかけて昇りを持った監視隊長に参加を申告すると、
ゴミ袋を火バサミを手渡された。が、袋にすでに「傘」が入ってるのだが。
「あの～、これってゴミですか？？」との問いに「そうですよ」とあっさり答える隊長。

いきなり重量級のゴミを持つ事になった（＾＾；

前方を見ると、子供の群れに囲まれたカラスコを発見！
まじめにゴミ拾いをしている・・・・？
いや、子供の帽子を引っ張ったり、
写メ取ってる大人に威嚇したりしていた。
せっせとゴミを拾いつつ、カラスコへの接近を試みるが、
あまり接近して奴に目を付けられると大変な事になる。
たとえ万が一にそなえる「市民活動保険」が有るとしても、
危険を伴うのだ。
カラスコTシャツを着てる時点でマークされまくりだけど



突然、袋に入ってる傘を後ろから引っ張られる。「あ？？」
振り向くと３０ｃｍほどの距離に奴が居た！
あまりの急接近に脳が止まる（笑）
どうにか切り抜けたが、慎重に行動せねば。

それにしても意外とゴミが多いんだよな・・・。
ほとんどが吸殻だ。本当に猿が多い。
拾ってる間はカラスコのオチ監視が疎かになるっつーのに！←本末転倒

ふと、横を見ると携帯で「今、カラスコとゴミ拾ってんだよ！」と
友人とおぼしき人物と連絡を取ってるお兄さんが居たのだが、
そこに近づく「白い頭」。
いきなりヘットバットを食らわされる兄さん（＾＾；
襲われつつ実況を電話で話す根性は見上げたものだが、
足を踏まれつつ脳天パンチを浴びていた。うらやましい保険の適用第一号である。

先頭を歩いている小学生が大喜びしている。
「カラスコに２円もらった～！！」
しまった、俺が目を離した隙に「買収行為」とは！
つーか、どっから出したんだよ？→カラスコ。

約2キロほどの道のりを歩いて、フルスタ宮城にたどり着いた。
ここで回収したゴミと火バサミを返して終了なんだが、
隊長から最後の号令がかかった。

「これで終わりでは有りません！ここ、フルスタには『カラスコの巣』が有ります。
そこにみなさんでカラスコを閉じ込めましょう～！！」
一斉に襲い掛かる小さなお友達（＾＾；
さすがに「大きなお友達」は行けなかったけどね（笑）
非常に行きたかったけども



無事、巣に閉じ込めて今回のミッションはコンプリートした。
カラスコステッカーを受け取って、非常に満足である。



公式にはあと2回有るらしいので、時間が有れば参加したいと思う。
次はカラスコにイジられたい（笑）