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カテゴリ:水中写真
![]() 子供だけで留守番をしていた夕方。 兄妹3人でお風呂を沸かしていたときのことだ。 「何か臭いなぁ」と言いはじめ、庭を回り込んでみると、 まきの木の向こうに火柱が見えた。 え!何!?咄嗟には理解できなかった。 畑の方へ回り込んで見ると、隣にあるはずの家が大きな炎に包まれていた。 いや、大きな火柱がごうごうと燃えていた。 「火事や!」と叫んで(消防署へ連絡しなければ…)と思った瞬間、 サイレンの音が鳴り響いた。 そこからは記憶が曖昧だが、 「火が燃え移りそうなので大事な物を家から運び出してくれ」と言われたこと。 思いつかなかったので犬を連れ出したこと。 消防車が放水する光景と、近所の人達がバケツリレーで消火にあたっている姿。 そんな記憶が断片的に残っている。 後から聴いた話では、 隣家との間にある大きな「まきの大木」が延焼を防いでくれたということ。 炎で半分焼け焦げた大木の姿があった。 その「まきの大木」の根元には氏神さんの祠がある。 まきの木と氏神さんが家を護ってくれたんや!という話。 その「まきの大木」の下には… 毎年小さな子供のまきの木が生える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2011 11:46:57 PM
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