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カテゴリ:思い出
子どもの頃、年末の餅搗きが大好きだった。
一年で一番楽しかったかも知れない。 冬休みに入って、クリスマスの行事もあり、 正月を迎えるというワクワク感もあったのだろう。 朝早くから支度をする音が聞こえている。 布団に入ったまま暫くその音を聞く。 家の中には餅米を蒸す香りが漂っている。 もうそれだけで美味しい香り。 うちの餅搗きは普通の杵と臼ではなかった。 シーソーのような構造で、足の力で搗く杵だった。 祖父の音頭で親戚が集まって餅を搗く。 足の力が必要なので子どもには無理だ。 大きくなって餅を搗くのが夢だった。 祖父が子ども達を集めて餅を丸める。 餅の丸め方を教わる。 餅を搗く前の「いい」(飯?)が大好きだった。 塩を少し付けて口に放り込んでもらう。 楽しかったなぁ…。 そんなことを思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 29, 2023 07:00:05 PM
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