テーマ:精神病 退院後の生活(446)
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せっかくTさんが来てくれているのに、起きたのは、11時だった。誰が何度も起してもビックトもしない・・・。
遅く起きた為、あまり動けないが、13時に三崎公園のレストラン「メヒコ」でカニ刺しと、カニピラフの豪華ランチ。(知ってる人は知ってるかな)Tさんはカニ刺し初体験。見てるこっちが面白い。 「東京で食べたらいくらだろう・・・」と気にしていたが・・・。ピラフはもっと豪勢。 食後のお茶をすると、15時。 「ああ、何処にも行けないからドライブでもいい?」 「OK」 快適にクルマを走らせ、まずは塩屋崎灯台・・・「美空ひばり」で有名になる前は、「豊間の灯台」と呼ばれていた。現在は、整備されて、入館料を取られる。でも、灯台の高台は、眺めがいい。それでも、日本一大きな市だ。市内の海岸線は一望できない。パシャパシャ写真を撮り、遊べそうな海岸線を求めて、海沿いをクルマで延々走る。 以前は砂浜までクルマで行けたのが、軒並み道が閉鎖。仕方なく駐車場にクルマを入れて、砂浜へ。 ちょうど満潮になりかけで、テトラポットに張り付く貝を、波をかぶらないように採る。自分は、最初から裸足。短パン。 Tさんは、武装なし。それでも、自分は採取途中に頭から波をかぶり、全身びしょ濡れ。そのうち、Tさんも波にやられ、靴、ズボンびしょ濡れ。 それでも取る取る。なんせ、千葉の海で一緒に「ハマグリ」を採ったのだ。採集癖?しかもスリルがあるほうが面白い。 ひとしきり遊だ後はドライブ、最初はノンビリ・・・。 が、ワザワザ遠回りのコースを取り林道に入る、距離にして十キロ。そこを愛車JB23改で爆走。離合できないような道をドリフトしながら駆け抜ける。 助手席では、絶えず何処からかの強烈なGに押し付けられる。それでも 「最高!」 と叫ぶTさん。 山頂の展望台で、夕焼けを見て、今日通った道を、双眼鏡で説明する。・・・東京都と同じ面積を持つ「市」だ。市内を全望することは山頂からも不可能。 それでも、沈む夕日と風が気持ちいい。 「Sさん絶対に連れて来るべきだよ」 と彼は言うが、それは無理な話。彼女の病気が治るまで、自分は待つしかない。 帰りは、普通の観光客だ通るルート。二車線の道路だ。そこを80%位で下る。レイトブレーキング。で、ヘアピンに突入。そこから一気に660CCのエンジンが吼える。直線では100Kを超し、ヘアピンで一気に60Kまでダウン。でも、助手席で彼は、平気でメールを打っている。Gの恐怖心が全く無い。 帰ってきて、夕飯の支度をしていると、一通のメールが・・・。二次試験までいった会社からの不採用の案内・・・。肩の力が抜けるが、こんなところで負けたくない。 「ふん!そせんそんな雑誌社なんだよ!」と開き直る。 後は、カツオ、ツブ貝、カニ、自分たちで取った雑多な貝。そんなんで、美味しいお酒を飲む。 今、あまり酒に強くないTさんは、高いびきで横に寝ている・・・。 さて、明日は何をしようかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/05/08 10:57:37 PM
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