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2004/05/25
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 昨日の事を多分引き摺っているのだろう。(予備自に落ちた&病院の受付)
 起き上がれない。家のチャイムが鳴るが、それが不安を引き起こす。
「ああ。快晴なのに・・・洗濯も布団も干したいのに・・・」ダメだ。身体が言うことを効かない。
 それでも、何とか1400時にチャーハンを作って食べた。
 落着かない・・・。
 電話魔になるが、・・・平日昼間。掛ける相手もいない。
 同病者に電話。
「一旦外に出たほうが良いんじゃないですか」
 何か用事を作ろうとした。
 社会保険関係の返信がある。重要書類袋をモソモソするが、あれ?傷病手当申請書が無い?なんで?
 さて、パニックの始まり。ここでふて寝でもすれば良かったのだが、頭の中の連想ゲーム。傷病手当=お金、で、借金を踏み倒そうとしているオヤジ(以前の同僚、しかも60万の金を立て替えていたのに、現在逃走中)を思い出す。
 そういえば、あっちの書類は・・・。?あるべき所に無い。明細書が無ければ、何も出来ない。
 頭の中の混乱が始まった。意味も無く、あっちの部屋、こっちの部屋とウロウロ(この状態では何も解決しないのは充分承知なのに)。指先の痙攣。「マズイ!」

 頭の中で「アラーム」が鳴る。
 と、日記を書いて誤魔化そうとしているけれど・・・。
 どうやらダメらしい。頓服はないし・・・。
 さて、どうなる?
                         1741時
--------------------------------------------------------
2130時
 さて、大分落着いた。
 今は近所(っ言ってもクルマで10分)のスーパーで半額セールのお寿司を食べながら書いている。
 アノ状態から、クルマを運転できるようになった訳は・・・。

 呆然と「檻の中のクマ」宜しく、各部屋を行ったり来たり。
でも、「傷病手当」の紙は見つからない・・・。が、一冊のノートが見つかった。
 そこには、かの借金オジサンに貸しているお金が細かく・・・。

 病気になる前である。カミサンが逃げて暫く。
 自分は二台の携帯電話を持っていた。
 そう、カミサンが所有していて「家族割引」の携帯。
 今から思えば、完全に「病気モード」に入っていたのに気が付かなかった。今なら、電話一発解約しているのに。それをせずに、持ち歩いていた。多分心のどこかに「いつか戻る」期待があったと思う。
 その携帯に目を付けたのが、そのオジサンだった。彼とはフリーの調査員時代からの付き合いだ。当時働いていた会社を紹介してくれたのも彼だった。
 何度か、共に「山で」死に目に合った事もある。
 そんな人だった。
 オジサンはまだフリーで各社の仕事を掛け持ちしていた。
「仕事用の携帯、もう一台買わないとなぁ。」
 度々そう話していた。
 そんな訳で、彼に貸すことになった。料金は毎月、自分の口座から引き落とされる。月末に、我が社の仕事の時に料金を払う。
 事がおかしくなったのは、入院する少し前。彼の携帯のパケット代が5万円を超えていた。
「なんじゃこりゃ!」
 そのころは、給料が極端に下がり、とてもそんな金は無い。
 早々にオジサンに電話。直ぐに支払いをしてもらう。
 2002年の十月、とうとう会社に行けなくなる。十一月、精神病院に行き「鬱病」と診断。この頃から、彼とのお金のやり取りはかなり怪しい。払ったかどうか?
 年が明けて2003年一月。一回目の入院。ここからは覚えている。一月か二月に、リハビリできるか、現場に行ってみた。
 彼と顔を会わせたのは、それが最後か?その時は、
「今、手持ち無いから、帰ったら振り込む。」
 そう言って、残金と口座番号を教えた。
 が支払いはされない。
 時折連絡を取りながら、さりげなく催促していた。
 四月、会社と面談。病気の一環が「会社側にあることを告げ」解雇扱いの退職。

 五月に退院。
 
 リハビリに入る。
 かなりの高額な保険金が下りた為、お金を心配しない生活が続く。
 オジサンとの連絡は途絶えていた。
 おかしいな?と気が付いたのは、九月。やけに通帳の残金が無い。携帯の使用明細を見ると・・・。「唖然!」月に、四万~八万も使ってる。言っておくが、彼個人の使用料だ。合計ではない。
 慌てて連絡を取るが。なかなか捕まらない。やっと捕まえたら、
「今、仕事が忙しくそれ何処ではないんで、落着いたら払う。」
 彼の日当を知っていた自分は、それを聞いて安心した。忙しいと言うことは、月給にして手取り100万以上稼いでる筈・・・。
 十二月に再入院。入院するには、また金が掛かる。ずーっと連絡が取れないオジサン。
 未払い金を計算すると、その額に驚いた!50万を超えている。
 慌てて、徹底的に電話、メール攻撃。
「今、親戚の介護をしていて出歩けない」
「だって、郵便局なんて、何処にでもあるじゃないですか?とにかく払ってください。明細はメールで送りますから」
 そして、連絡が途絶えた。
 年末を病院で迎えたが、大晦日の日に、
「申し訳ない○○(彼の自宅)まで来ないか?全額ではないけど、一部お金も返すし。」
「しかし・・・。直ぐは無理ですよ。医者の外泊許可を取るから。」
 と、それからも、いくら電話、メールをしても返事がない。

 今年一月。
「怪我をして肋骨を折って動けない。稼げないので、携帯解約してくれ。」
 と連絡が・・・。段々「怒り」モードに火がついていた。
 頃合を見計らい、どうせ電話には出ないからメールを・・・。おい!アドレス代わってるよ。
 友人からアドレスを教えてもらい、しつこいほどメールを入れる。
 そのうちに携帯が代わったとの情報をキャッチ。
 再三の催促。自宅の留守電にも「至急連絡よこせ」と入れるが・・・。
 今は、五月も終わる・・・。一切連絡はない。自宅の電話は、一度話中だったので、即繋がるように連続で電話を入れるが、出ない。留守電の声を聞いてから出るようだ。今は、FAXに切り替わる。
 今、携帯に掛けたら、即留守電。
「再三電話していますが、携帯料金、払うつもりが無いとみなし、法的手続きをとりました。」
 
 戦線布告!

 長くなってきた。
 肝心の「復活の理由」を書いてない。
 実は、「ぷぅ」さんの日記を見て心が和んだ。と同時に、お金を返さない彼に愛想が尽きた。
 まず電話で、最近金融トラブルで揉めた?人に連絡。
「内容証明郵便を使うと良いよ」
 んで、内容証明郵便を検索。
 ネットサーフィンと電話問い合わせを繰り返し、公的機関の電話無料相談を探し当てる。
 そこで、今までの経過を話すと、
「そこまでやる人なら、個人で内容証明やっても無理ですね。今の状態に合う行政書士を紹介しますので、そちらでお願いします。中には言っちゃ何ですが悪徳な方も居ますので。調べるまでお時間下さい。」
 行政書士へ。
 さらに詳しく内容を伝える。やはり、個人では無理との事。「裁判まで。と脅しを入れましょう。法的に回収にあたります。それでも応じない場合は裁判所への出頭もありえます。」

 気になる料金は・・・書類一枚で二万円也。

 今後の成り行きを見守ってください。

 回復した理由?操転したかな?ガムシャラに進んだら、壁を乗り越えた!





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Last updated  2004/05/25 10:47:01 PM
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