テーマ:精神病院での生活(35)
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身体がフラフラする。
現在0710時。 最後に時計を確認したのが0230時。あまり寝てない。いえ、殆ど寝てない。熟睡はしていないだろう。 ぼんやりとした頭で、喫煙所へ。吾妻小富士が真っ白に輝き、一切経は雲の中。信夫山は朝焼けに赤く染まる。 眠れずにモヤモヤする頭の中で浮かぶ事は、タバコ・・・。キャプテンブラック、アークロイヤル・・・。喫煙に時間制限があると、余計にヘビースモーカになる。普段は「マルボロメンソールライトロング」だが、アロマとしてのタバコを楽しみたい。 今日の検査がどうなるか分からないけれど、午後から出かけよう。タバコ屋を探しに・・・。 ------------------------------------------------------- 午後の検査も終わり、紫煙をプカーリと吹かしマッタリな時間を過ごしているときにソレは起こった。 看護長が喫煙室に入ってきた。 「カメさん、預けたカメラなんだけれど・・・クドクドクド・・・・」 上野から東京に行くのに山手線で新宿、渋谷周りの様な言い方。買ってに何が言いたかったかをまとめると、「前例が無い。対処の仕方が分からない。なので、持って帰って欲しい」との事。 おい!ちゃんと医院長の許可取ったぞ!が、どうも話は伝わっていないらしい。 たたみかけるように話されたので、返す言葉を忘れた。 冷静に考えてみれば、先の二回の入院中、カメラは悪者どころか、かなり患者の中で好評だった。(出来上がった、風景などの写真を展示して) 遺憾である。真に遺憾である。 遺憾すぎて、ヴォル○ックの500mlのペットボトルに詰め替えたスミノフちゃん(50)をクイ! お堅い人、まぁ怒らないで。だって、入院のしおりを穴が開くほど見たけれど、何処にもそんな事かかれていない。 しかも、病院によっては「作業療法」にカメラを扱っている病院もあるぞ。 早速、意見具申案を考えている。が、腹が立っているので、草案は明日でも良いや。スミノフちゃんを、もうひと舐めして、フテ寝しよ。 っあ、その前にタバコタイムまで起きていないと。 スミノフちゃんって何だか分かる? ------------------------------------------------------- ヴォル○ックのラベルに「おいしい軟水」と書かれてある。 心もち黄色く見えるのは、周りが「木」でコーディネートされた空間だからだろう。 かなり柔らかいらしく、振ると濘質があるような気がするのは、目の錯覚だろう。 一口含むと口の中は爽やか。 決してカップに入れて、コーラなんか注がない。 コーラをチェイスさせて、もう一口。流れる音楽は「この素晴らしき世界」。 気分は、禁酒方時代のアメリカか? 米製の葉巻も仕入れてきたし・・・。 今宵、良く眠れますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/14 08:23:55 PM
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