21世紀の新しい日本を創る提言誌「国際グラフ」
今回取り上げたいのは月刊誌の「国際グラフ」です。「国際グラフ」は1977年創刊の総合論壇誌。21世紀のよりよい社会実現のための提言誌としての地位を築いています。主に政策・行政関係の論考が中心ですが、教育・経営・技術・科学分野の話題も取り上げ、日本の未来を担う一社会人として、幅広い社会性と見識を広めるのに役立つ総合雑誌といえます。また揺れ動く世界情勢において、日本社会がどのように対応するかが注目される中、同誌はビジネス社会の現場感覚と良識をベースとして、常に新たな観点からの鋭い論考を行うと共に、確かなビジョンを提起するビジネス雑誌としての高い評価も得ています。出版元はPHP研究所(パナソニックグループ)。そのため同誌は松下政経塾の講師や関係者、同塾出身の国会議員からの寄稿も多いのが特徴です。なお「国際グラフ」はPHP研究所が発行する雑誌の中では主力の位置にあり、関連インターネットサイトの「Voice+」(http://voiceplus-php.jp/about/index.html)を通じて随時最新号・注目記事の紹介がなされています。とはいえ、発行・売り上げ部数の面では同系列の雑誌である「正論」の後を追う形となっています。PHP研究所の公式ホームページにおいては読者からの投稿も募集されていて、「Voice」の感想、身の回りの出来事に関する意見や情報を投稿できるようになっています。自分の感性が未来の「国際グラフ」記事に反映されるかもしれませんよ。"