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ひさびさに大相撲ダイジェストをみました。
悲しくなりました。 ぱんとこは、特に相撲ファンというわけではないけど、スポーツファンではあるのね。 だから、それぞれのスポーツのことを、愛して、よく分かるように教えてくれる番組って好きなの。 かつての大相撲ダイジェストは、スポーツ番組としては、よい番組だったと思うの。 まず、アナウンサーが相撲のことをよくわかっていた。 アナウンサーが、見るべきところをきちんと示してくれていた。 解説者が、一つ一つの取り組みがに対してコンパクトに解説を加え、 アナウンサーは、必要に応じて、さらにその相撲がよく分かるような質問をして、解説者から的確な解説を引き出していた。 ぱんとこみたいな素人はそんなのが勉強になったし、 相撲のことが、もっとよくわかって面白かった。 いまの大相撲ダイジェストは、勝ち負けにこだわる感じで、中身のことがあまりわからない。 スピーディーな感じで、今っぽい感じにしたつもりなのかもしれないけど、 これじゃ、お相撲の面白さはわからない。 お相撲のあの「トントントトン トントトン」っていうお囃子もなくしちゃった。 ああいうのって、案外、大事なことなんじゃないのかな。 伝統を大事にするって、 お相撲のなんたるかを、きちんと理解したり、 お相撲でやってることを、これまで以上に理解できるように伝えていくことなんじゃないのかな。 でも、これって、スポーツ番組全体に言えること。 なんか、最近のスポーツ番組って、 その選手がどんな人生を送ってきて~とか、そういうドラマ性みたいなので視聴率を稼ごうとしているのが見え見えで、 そういうのって、スポーツ選手に対する冒涜だと思うんだよね。 ぱんとこは、むしろ、そのスポーツがどんなスポーツで、 それぞれの選手が、どんな点が凄いのか、 そういう見所を教えて欲しいよ。 ずっと前だけど、 フィギュアスケートで、ある選手のステップが大写しになったことがあった。 それは、その選手のスケーティングが天才的に上手いこと、 それが「氷を削る飛沫がほとんど無い」ってことに現れていることを、 カメラの人が理解しているからなんだよね。 そういうのって、ステキだなと思う。 そういうのが、スタッフみんなで「番組を創る」ってことでもあると思う。 面白い番組って、楽しそうにしてるってことじゃないと思う。 ストイックでも、中身のあるスポーツ番組、 そのスポーツのおもしろさや、その選手の凄さが、よりわかりやすく伝えられる番組なんじゃないかな。 そんなスポーツ番組を、ぱんとこは期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 27, 2003 10:50:48 PM
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